頭脳を鍛えて勝利をつかめ![3]
いますぐ使える基本戦術[サービスのコース]
 相手の返球の傾向を理解して得点につなげよう!
サービスのコースとタイプ別の戦い方
●サービスの返球コース・・・ 四隅が基本、あえてセンターも効果的!
→レシーバー側からの視点として、ショートサービスレシーブは基本的にはロブ、ヘアピンで対応。コースは四隅が基本。短くネット前に切って、 相手のヘアピンをプッシュに行くのが戦術の一つ。ただ、前へ出るタイミングが難しいので、初級者はロブをしっかり奥まで打つか、ネット前に落として 相手に上げてもらう意識の方がよい。
 意外なコースとしては、あえてセンターに長めのヘアピンを打つのも有り。サーバーによっては対応し慣れていないので低めのロブが 返ってくる可能性が高い。また、角度も出にくいので、レシーバーがレシーバーからの反応しやすいメリットがある。

タイプ別の戦い方
●・・・ 相手のタイプに適した戦術
→[守備タイプ] ラリーで繋いでくる相手に対しては、攻撃で仕掛ける数を増やしていく。相手も守備がうまいと、なかなか決まらない。が、相手のペースに 合わせてしまったら、こちらの体力が削がれ、スタミナ負けしてしまう。そうならないために、少しでもプレッシャーをかけることが大事。 とくにメット前でのプッシュやヘアピンをねらい、前から崩すプレーを増やすことが得策となってくる。
→[攻撃タイプ] 一発で決める力が無くても、スピード勝負を仕掛けてくる相手に対しては、左右コースの打ち分け、低くて速いクリアー・ロブが ポイントになってくる。これは、相手にいい体勢で打たせないことだ。自分も動くスピードが要求されるが、ある程度守備ができねのならば、クロス球を使って 相手の体勢を崩し、甘い返球を誘う戦術を有効的につかっていく。
→[攻撃タイプ] 自分より身長の高い選手や、一発のパワーがある選手に対しては高さ、速さ、深さを意識した戦術を使う。 とくにネット前でロブを打つときは、高さに十分注意を払うこと。速くて低いロブで揺さぶりたくなるが、少しでも甘くなると簡単に 掴まってしまう。速い展開に持っていくよりも、高くて深いロブで後ろに下げて、次の球に対する準備をしっかりした方がいい。

[基本戦術[4]]「実践編−上田拓馬得意戦術」に続く

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