シチュエーション別「必勝マニュアル」(後編)
毎日しっかり練習していても、試合では思うように勝てない。どのような対策を立てればいいかわからない。
そんな一般的にありがちな状況を想定して困ったシーンからの必勝パターンを体得しよう!
case4 試合の入りが悪く、最初にリードされて焦ってしまう
試合序盤に厳しいコースを狙おうと思いすぎると手痛いミスが重なり勝ち攻撃が決まらなければ、なおさらに
焦ってしまい悪循環に陥ってしまうパターンが意外に多いハズ。「厳しい攻めよりも、ラリーをしながらリズムをつくる」ことを心掛けよう。
緊張がほぐれたらどんどんコースをねらえばいいので・・・。
「多少コースは甘くなっても一発ミスで失点するよりはいい」ぐらいの気持ちで。
case5 試合でリードしているのに、必ず追い上げられる
せっかく前半リードしているのに終盤に追い上げられるシーンはよくあること。早く流れを止めたいと、相手のサービスのタイミングに合わせて
すぐにレシーブの構えをとっていませんか?
悪いリズムを断ち切るには「間」をとることが重要。
上手い人は水分補給や汗を拭いたり、ルールの範囲内で時間を取り、呼吸を整えたりしている。体力回復を図る目的で時間を取るのは反則だが、
「間」をとるのは試合の駆け引きの部分だ。相手のサービスの前に「間」をとってタイミングを外すなど自分のペースに持ち込もう。
「簡単に上げない」「スマッシュはとられてもいいので相手のボディをねらう」など自分で決めて徹底してみよう。
case6 マッチポイントなのに、すんなりと決められない
あと1点取れば勝てる・・・そんな状況から逆転されてしまったなんてことも・・・。20-18,20-19と競いあっているとき、リードしているのに
プレッシャーはどんどん大きくなる。もし、それで負けてしまうとトラウマになりかねない。
競った状況ということは実力が拮抗しているので、やはり最後は気持ちの勝負となる。そんなとき
変化をつけてみるのも一手、
サービスを変えたり、構えを少し変えたりすると雰囲気が変わり、相手の動揺を誘うこともできる。
(^O^)
緊張やプレッシャーで周りが見られないとき、自分の世界だけで試合をしている場合(頭が真っ白状態)に、相手ではなく、ふっと観客席に視線をやる(もちろんラリーが途切れているとき)
などして一端自分だけの世界から出ることが必要、試合を重ねればだんだん図太くなるヨ。