2025 インフルエンザ大流行!
2025年12月現在、インフルエンザが例年より早く大流行している。39都道府県で警報レベルを超え
、昨年同期の約22倍の患者数が報告されている。
今シーズン猛威を振るっているのは、新変異株「サブクレードK」です。従来のインフルエンザとは異なる症状が見られるケースも増えており、
早期発見・早期治療がこれまで以上に重要となっている。
サブクレードKは、A型インフルエンザウイルスH3N2亜型(A香港型)から派生した新しい変異株で、正式名称は「J.2.4.1系統」と呼ばれている。
特徴は、流行開始が早い、若者に多い、ワクチンの型とズレる(治療薬やワクチンは一定の効果があるが、
一方で北半球向けワクチンへの反応が低く、免疫をすり抜けやすくなっている)
●従来と共通の症状としては、38℃以上の高熱(85%)、鼻水・鼻づまり(80%)、咳(77%)、のどの痛み(61%)、
頭痛(57%)、倦怠感・だるさ などがある。
サブクレードKで増加している症状として、消化器症状(吐き気、下痢、腹痛など)で、特に小児で顕著に現れやすいという指摘もある。
また、2025年シーズンは「上気道症状が先行し、発熱が遅れて出るパターン」も報告されている。
●関節痛が出にくい・・・サブクレードKでは関節痛の発現率が約10%と従来より低い傾向になっている。
「関節痛がないからインフルエンザではない」とは限らないので要注意!。
●「隠れインフル」に注意・・・高熱や強い関節痛などの典型的症状が出ず、微熱・軽い倦怠感のみで経過する「隠れインフルエンザ」が問題
となっている。隠れインフルエンザになりやすい人の特徴は、・ワクチン接種済みの人、・鎮痛剤を常用している人、
・高齢者(典型的な発熱が出にくい)、・過去に類似株に感染したことがある人 など。
自覚症状がないまま周囲に感染を広げてしまうリスクがあり、放置すると重症化・合併症の危険もある。
「いつもと違う」と感じたら、軽症でも要注意!。
インフルエンザを防ぐには、「マスクを効果的に着用する」以外にも、
・こまめな水分補給・・・水分補給は線毛を覆う粘液を潤し、ウイルスを体外へ排出しやすくする。
15〜30分に1回程度、少量の水を飲むことで、のどに付着したウイルスが胃へ流し込み、胃酸で死滅させる。
ウイルスは喉に付着後最速20分程度で体内侵入するため、それより短い間隔での補給が効果的といわれている。
・室内の温度・湿度管理・・・インフルエンザウイルスは低温・乾燥した環境で活発に活動する。
室温20度以上、湿度50〜60%を保つことで、ウイルスの感染力を低下させることができる。
・咳エチケット[周囲にうつさないために]・・・インフルエンザをはじめ、咳やくしゃみの飛沫により感染する感染症を
他人にうつさないために、咳・くしゃみをする際にマスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って口や鼻をおさえること。
咳やくしゃみをすると、しぶき(飛沫)が約2メートル飛ぶといわれている。飛沫には病原体が含まれている可能性があり、
特に電車や職場、学校など人が集まる場所での実践が重要。