☆手首・ヒジのコンディショニング

 「手」はラケットを握り、肩からの力をラケットに伝え、打つ方向をコントロールする。柔らかく使うことも有れば、力強く瞬間的にスナップを 利かせるために強く握る。さまざまな役割を担っている関節だ。
手首の骨の周りには筋肉や腱がたくさん付いている。転ぶと手を着いてひねることもあるが、バドミントンで多いのは使いすぎ、ひねりすぎに起因する 故障である。
 ヒジも手首と同じく肩からの力をラケットに伝えている。ひねりを加えながらシャトルを打つときの衝撃が加わると障害が起きやすい。
リバースカットなどは本来関節が動かない方向にひねる動きが繰り返されることも故障の原因である。
 ヒジの故障は、骨と筋肉の付着部、骨と骨をつなぐ靱帯、関節そのものに生ずる。成長期はヒジを痛めるリスクも高い。ラケットを変えたときは、 重さが変わることで関節への負担が変わり、張りを感じたり、痛みがでることがあるのでケアをしながら様子をみよう。

 ケガの予防、ケガの復帰後の再発防止のトレーニング
●軽いダンベル(1s以内)で痛みのないときに20回×1〜3セット・・・やりすぎて痛みがでると逆効果。
[手関節、ヒジ関節]ダンベルを持ち、手首を曲げてゆっくり戻す。


[手関節、ヒジ関節]ダンベルを持ち、手首を反らしてゆっくり戻す。


[手関節、ヒジ関節]ダンベルの端を持ち、腕を内側と外側にゆっくりひねる。


[ヒジ関節]ダンベルを持ち、ヒジ関節を曲げてゆっくり戻す。


[ヒジ関節]体を前傾させ、ダンベルを持ち、ヒジ関節を伸ばしゆっくり戻す。


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