シンスプリントの発生要因は、ランニング量の増大や繰り返しジャンプなど運動内容の急激な変化、扁平足、回内足など障害が発生しやすい足の形、
足関節の柔軟性の低下や下腿の筋力低下、足部の疲労による衝撃緩衝能力の低下、アスファルトなど硬い路面での練習、かかとの内側がすり減ったシューズやクッション性の
悪いシューズの使用などの点がある。
痛みが強い場合は、痛みが治まるまで休むこと。無理に練習を続けると慢性化し、疲労骨折へ進むと治療に時間がかかることになる。
湿布や塗り薬、痛み止め(消炎鎮痛剤)などを使う。痛みが強いときはアイシングも有効だ。
痛みが改善したら、足趾でのタオルギャザー、足関節のチューブトレーニングを行う。[リハビリ例参照]。
明らかな痛みがなくなったら、ウォーキングから始め、徐々に運動量を上げていく。あせりは禁物、あくまでも徐々にだ・・・。
予防として運動前後のストレッチが重要だ。
シューズは土踏まずがしっかりサポートされて、クッション性がよく、かかとが安定しているものを履く。自分にあった足底板(靴中敷き)を使うことも効果的だ。
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