【減量】
[減量]脂質の量を見直そう
 バナナとかリンゴなど単一の食材だけを摂取し減量する方法などが紹介されているが、これは当然、栄養の摂取バランスが偏っている。 炭水化物(糖質)を極端に制限する方法は短期間で体重は減少するだろう。ところが炭水化物(糖質)はバドミントンにとっては必要なパワー、 持久力、集中力の維持や疲労回復に欠かせない栄養素。
 バドミントン選手は減量中であってもバランスよく十分な食品を摂り、コンディションを良好に保つよう調整する必要がある。減量時に 「筋肉を落とさずに体脂肪を落としたい」ことは可能なのか?考えてみたい。
体脂肪1sは、およそ7000kcalのエネルギーをもっている。減量で食事制限をし過ぎると、このエネルギーが確保できなくなり、コンディションにも悪影響を及ぼす。 さらに、無計画に食事制限をすると体重は減っても体組成では筋肉量が落ちやすい。そこで、食事量は変えずに、脂質の量を見直し、 脂質が多く含まれる「あぶら」を減らせる余地はないか考えて食事をしよう。
(^O^)調味料では、マヨネーズやドレッシングなので、ノンオイルドレッシングにしたり、マヨネーズたっぷりのポテトサラダやマカロニサラダの 摂りすぎに気をつける。
(^O^)調理法では当然、揚げ物やチャーハンなどの炒め物、オムレツやスクランブルエッグも焦げ付き防止のため油が多い調理法だ。 マヨネーズやドレッシングなので、ノンオイルドレッシングにしたり、マヨネーズたっぷりのポテトサラダやマカロニサラダの 摂りすぎに気をつける。トンカツを豚肉のレンジ蒸しに、オムレツをゆで卵に、クロワッサンをベーグルにと、同じ食材でも茹で・蒸し・煮ることで脂質の量が抑えられる。
(^O^)菓子・清涼飲料水は栄養摂取を目的としたものではなく、その人の好みで楽しむ飲食物なので、これらを摂りすぎて本来の食事を おろそかにするのは問題だ。減量を考えるなら当然これらの量や頻度に注意する。

成長期の高校生年代は無理な減量は絶対に控え、余分なものを摂りすぎていないか見直すことから始めよう!
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