[4/15 NetNews]☆全5種目の五輪代表固まる!
バドミントンのアジア選手権が14日に閉幕し、約1年にわたるパリ五輪出場権争いが終了した。
4月30日付の五輪予選ランキングでの最終確定を前に、日本勢は目標の全5種目でのメダル獲得に向け代表の骨格が固まった。
シングルスは男女とも最大の各2枠を確保する見込み。男子は奈良岡功大が安定的にポイントを重ね、昨年の世界選手権準優勝、
アジア選手権ベスト4など新エースに成長した。29歳の西本拳太は悲願の五輪初出場となる。桃田賢斗は故障が多く、争いに絡めなかった。
女子はエースの山口茜が昨秋の杭州アジア大会で負傷し、長期離脱したが優位は揺らがなかった。奥原希望と終盤まで争った大堀彩が2人目の座を確実にした。
シングルスの五輪出場枠は各国・地域で最大2枠。2枠の獲得には4月30日付で最終確定する五輪予選ランキングで、16位以内に2人入る必要がある。
ダブルスは男子の保木卓朗、小林優吾組、女子の志田千陽、松山奈未組、混合の渡辺勇大、東野有紗組が代表確実。
ダブルスはランク1~8位内に2組以上いる場合は2組、順位は問わず1組以上がいる場合は1組の出場枠。
女子ダブルスは日本勢3組が8位以内にランクインしており、志田・松山は同3位で出場が確実。2枚目の切符を、同7位の永原・松本と、
同8位の福島・広田で争っていたが、福島・広田組は昨年12月の広田の左膝前十字靱帯断裂の大けがが響いた。永原・松本組は東京五輪に続いて2大会連続出場となる。