今回の騒動で顔面蒼白なのが、日本のバドミントン界。ダイハツはバドミントン日本代表チームのスポンサーになっているほか、
国外でも積極的な振興活動を行っている。
日本で行われる最高峰の国際大会、ジャパンオープンにも冠スポンサーとして名を連ねており、バドミントンとは深い関係を持っている。
今回の騒動を受けて、SNS上では《ダイハツはバドミントンのスポンサーなだけにショック…》《日本代表に影響がないといいけど》
といった不安の声が上がっている。日刊ゲンダイの取材に対して、日本バドミントン協会はこう話した。
「今回の騒動は把握しております。現時点では、我々の方に何か影響が出ているということはありません。
ただ、日本代表のユニホームにもロゴが前面に出ているように、ダイハツは長年バドミントン界を支えてくださっている企業です。
ジャパンオープンに関しても、ダイハツがスポンサーから撤退するということは想定していません。
仮にそうなったとしても、なんとかして大会を開催していくしかありません。
具体的なことはまだ何も考えておりませんので、今後状況を見守っていきたいと思います」
自動車業界内では倒産の可能性すらささやかれているダイハツ。一大スポンサーの不祥事が日本バドミントン界に与える打撃は計り知れない。