【11/18NetNews】大林がアントンセンを撃破!(熊本マスターズ)
11月17日に開催されたBWFワールドツアー・熊本マスターズジャパン(熊本県立総合体育館/Super500)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。
男子シングルスは桃田賢斗、大林拓真、渡邉航貴の3選手が準々決勝に登場し、ベスト4に勝ち進んだのは日本B代表の大林。
対戦相手はデンマークのアンダース・アントンセン。強烈なスマッシュを武器に持つ相手に対して、大林はねばり強さを発揮。
第1ゲーム、攻撃的に仕掛けた大林が21-12で先制すると、第2ゲームを10-21で奪われたあとのファイナルゲーム。失速したアントンセンに
大林が体力勝負を21-12でモノにして、Super500の大会で初のベスト4進出を決めた。
久々の上位進出をねらいたい桃田は、中国の石宇奇と対戦。今年7月の韓国OP以来の対決となった勝負は、第1ゲームに
17-21で失うと、第2ゲームもスピードで上回る石宇奇が桃田を圧倒した。最後は12-21で準々決勝で敗れた。
渡邉も周天成(台湾)に17本、15本のストレート負け。
男子ダブルスの古賀輝/齋藤太一は劉雨辰/欧烜屹に、三橋健也/岡村洋輝は何濟庭/任翔宇に、保木卓朗/小林優吾も
譚強/周昊東に、3ペアとも中国勢に敗れた。
女子ダブルスは松本麻佑/永原和可那、櫻本絢子/宮浦玲奈の2ペアが準決勝へと勝ち進んだ。
松本/永原は、タイの一番手ジョンコパン/ラウィンダに21-12、21-18の2-0で快勝、テンポよく攻撃を仕掛けてベスト4に進出した。
櫻本/宮浦も、マレーシアのタン/ティナーを相手に前半から積極的に攻め込んで21-13,21-18で勝利をつかんだ。
混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗は、マレーシアのタンKM/ライPJを15本、16本で制して準決勝に進出した。
山下恭平/篠谷菜留は馮彦哲/黄東萍(中国)に21-14で先制したが、第2ゲーム18-21、第2ゲーム7-21で敗れ、準決勝進出はならなかった。
【11/17NetNews】桃田が激闘を制しベスト8進出!(熊本マスターズ)
BWFワールドツアー・熊本マスターズジャパン(熊本県立総合体育館/Super500)が行なわれている。
今年から新設された同大会は、国内ではジャパンOP(S750)に次ぐレベルで、日本A・B代表や海外のトップランカーが参戦している。
11月16日に開催された3日目は、各種目2回戦が行なわれた。5種目で多くの選手が勝ち上がっている日本勢。
男子シングルスは桃田賢斗、渡邉航貴、大林拓真の3選手が準々決勝へと勝ち上がったが、奈良岡功大は21-23、17-21で
アンダース・アントンセン(デンマーク)に惜敗した。
1回戦の激闘を突破した桃田は、2回戦でデンマークのラスムス・ゲンケと対戦した。
第1ゲームは桃田が21-19で先制したが、第2ゲームは20-22で奪われファイナルゲームに。
疲れが出始めた桃田は、中盤に8-14と苦しい状況に追い込まれたが、ここから桃田がスピードアップに成功。
相手のミスに助けられてポイントを稼いで、7連続得点で一気に逆転に持ち込んだ。会場の声援も力に変えた桃田が、
終盤も連続得点で21-16で勝利し、ベスト8入りした。
B代表の大林は、強打で攻め込む林俊易(台湾)とのファイナル勝負を制して準々決勝へ進出。渡邉も同年代の翁泓阳(中国)を、
80分にわたる勝負の末に、ファイナルゲームを21−19で勝利、2回戦を突破した。
男子ダブルスも保木卓朗/小林優吾、古賀輝/齋藤太一、三橋健也/岡村洋輝の3ペアが準々決勝に進出した。
保木/小林は、強烈なスマッシュの李哲輝/楊博軒(台湾)に、第1ゲームを15本で先制。第2ゲームは17本で取り返されたが、
ファイナルゲームは競り合いとなった勝負を21-19で勝利をつかんだ。
古賀/齋藤は、昨年の世界王者のアーロン・チア/ソー・ウィーイク(マレーシア)を18本、16本の2-0に抑えてベスト8に進出した。
今年の世界選手権優勝、韓国の徐承宰/カン・ミンヒュクと激突した三橋/岡村は、第1ゲームを勢いよく21-14で制すると、
第2ゲームもそのまま16本で押し切ってストレート勝利し、格上相手に大金星。
5ペアが2回戦に勝ち進んでいる女子ダブルスは、松本麻佑/永原和可那、櫻本絢子/宮浦玲奈が準々決勝に進出。
松本/永原は中西貴映/岩永鈴との日本ペア対決に11本、13本で勝利し、櫻本/宮浦も21-13、21-11でソン/ユ(台湾)に30分での快勝。
加藤佑奈/廣上瑠依は17本、16本でタン/ティナー(マレーシア)に、保原彩夏/水津優衣は17本、10本で鄭雨/張殊賢中国)に
ストレート負けを喫した。
混合ダブルスは渡辺勇大/東野有紗が葉宏蔚/李佳馨(台湾)を1、2ゲームとも22-20で逃げ切ってベスト8入りを決めた。
山下恭平/篠谷菜留も張課琦/李芷蓁の台湾ペアを1本3、12本で破って準々決勝へ進出したが、
緑川大輝/齋藤夏は鄭思維/黄雅瓊に、西大輝/佐藤灯も蒋振邦/魏雅欣に、いずれも中国ペアに30分弱の完敗。
女子シングルスは大堀彩がキャロリーナ・マリーン(スペイン)に21-15、15-21、15-21で惜しくもベスト8入りはならなかった。
宮崎友花も陳雨菲(中国)に、仁平菜月もイェオ・ジャミン(シンガポール)にストレート負けした。