世界バドミントン選手権大会
(2023 TOTAL BWF World Championships)

[8/28 NetNews] 奈良岡、銀メダル!
 8月27日に開催されたBWF世界選手権2023(デンマーク・コペンハーゲン)最終日は、各種目決勝が行なわれた。
日本勢は男子シングルスの決勝に進出した奈良岡功大が銀メダルを獲得した。
 奈良岡、タイのクンラビット・ビティサランとの第1ゲームの前半は互角の展開。11点のインターバルに入るまで20分かかるほど長いラリーが増え、我慢比べが続いた。 19オールから相手の攻撃を返し続けてねばり、相手のクリアーミスで21点目を45分をかけて先取した。
第2ゲームも互角一進一退の攻防から差がついたのは、18オールの終盤。クンラビットが強打ではなく、ゆっくりとした球をネット前に配球。タイミングを外された奈良岡がレシーブミス。 ここでクンラビットが一気にスピードを上げ、スマッシュ&プッシュの連続攻撃、最後はネット前に落とされた球をロブで打ち上げようとした奈良岡がネットにひっかけて18-21でゲームを落とした。
 ファイナルゲーム、クンラビットはペースアップ。素早い動きでしっかりと落下点に入って強打。奈良岡はペース・チェンジについていけず、10連続失点。流れをつかむことなく、7本で敗れた。
 奈良岡は世界選手権の銀メダル獲得により、2024年パリ五輪のメダル候補にも名が挙がるが、出場権獲得をかけた五輪レースはまだ続く。
次戦は、9月5日開幕の中国オープン(Super1000)を予定。「レベルの高い大会でベスト8以上や決勝にいけるように頑張りたいです」と意欲を示した。  他の決勝戦の結果
【女子シングルス】アン・セヨン(韓国)2(21-12,21-10)0キャロリーナ・マリーン(スペイン)
【男子ダブルス】徐承宰/カン・ミンヒュク(韓国)2(14-21,21-15,21-17)1アストルップ/ラスムセン(デンマーク)
【女子ダブルス】陳清晨/賈一凡(中国)2(21-16,21-12)0ラハユ/ラマダンティ(インドネシア)
【混合ダブルス】ソ・スンジェ/チェ・ユジョン(韓国)2(21-17,10-21,21-18)1鄭思維/黄雅瓊(中国)

[8/27 NetNews] 奈良岡、決勝へ!
 8月26日に開催されたBWF世界選手権2023(デンマーク・コペンハーゲン)6日目は、各種目準決勝が行なわれた。
 男子シングルスの奈良岡功大はアントンセンと決勝進出をかけて戦い、完全アウェーの中、1ゲーム目を25-23で逃げ切ると、 2ゲーム目は21-12と自分のペースで試合を支配して、決勝進出を決めた。タイのクンラブット ビチットサーンと世界王者をかけて対戦する。
 女子シングルス、山口茜はマリン(スペイン)に21-23で1ゲーム目を落とすと、2ゲーム目も巻き返しならずに13本で敗戦。
 混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗もソ・スンジェ/チェ・ユジョン(韓国)に15-21、13-21で敗れ、決勝進出はならなかった。

[8/26 NetNews] 男女の単、混合複でメダル確定!
 8月25日に開催されたBWF世界選手権2023(デンマーク・コペンハーゲン)5日目は、各種目準々決勝が行なわれた。
 男子シングルスの奈良岡功大は石宇奇(中国)に21-10、21-19でストレート勝ちしベスト4入り、メダルを確定したが、 西本拳太はアンダース・アントンセン(デンマーク)に10本、7本で完敗した。
奈良岡は西本が敗れたアントンセンと決勝進出をかけて戦う。
 女子シングルス、山口茜はグレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)を21-16、21-18で下して準決勝へ進出した。 準決勝はマリン(スペイン)との対戦。
 奥原希望は韓国のアン・セヨンに、1ゲーム目を21-16と先制したものの、2ゲーム目、3ゲーム目を10本、11本に 抑えられてベスト4入りはならなかった。
 混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗、チェン・タンジェ/トー・イーウェイ(マレーシア)を1、2ゲームとも11本に抑えて快勝、ベスト4入り。
準決勝の相手はソ・スンジェ/チェ・ユジョン(韓国)。
 女子ダブルス、志田千陽/松山奈未は陳清晨/賈一凡(中国)に15-21、21-16、16-21で、 福島由紀/廣田彩花もラハユ/ラマダンティ(インドネシア)に18-21、21-13、10-21のファイナル勝負で敗れ、メダルには届かなかった。

[8/25 NetNews] 保木/小林惜敗、男子複姿消す!
 8月24日に開催されたBWF世界選手権2023(デンマーク・コペンハーゲン)4日目は、各種目3回戦が行なわれた。 日本代表は、日本勢対決2試合を含め、日本勢の出場カードが9試合行なわれた。
 男子シングルスは、奈良岡功大が李卓耀(香港)を11本、4本で快勝、ベスト8入りした。
西本拳太と常山幹太の日本勢対決は、西本が21-19、21-17で常山を破った。
 女子シングルス、奥原希望はラチャノック・インタノン(タイ)に21-19、21-16のストレートで勝利。 山口茜はブサナン・ンバルンパン(タイ)のWO(棄権)のため、準々決勝進出が決まった。
 男子ダブルス、保木卓朗/小林優吾はマウラナ/フィクリ(インドネシア)に20-22、18-21で惜敗した。
 4組登場の女子ダブルス、志田千陽/松山奈未と中西貴映/岩永鈴は、21-13、21-11で志田千陽/松山の貫禄勝ち。
福島由紀/廣田彩花はリ・ウェンメイ/劉玄R(中国)を7本、15本で破ったが、松本麻佑/永原和可那はタン/ティナー(マレーシア)に14-21、20-22で敗戦。
 混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗はクシャリジャント/クスマワティ(インドネシア)を14本、17本で破り、準々決勝進出に臨む。

[8/24 NetNews] 山下/篠谷は初戦で敗退!
 8月23日に開催されたBWF世界選手権2023(デンマーク・コペンハーゲン)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。
日本代表の男子シングルスと女子ダブルスは、すべての出場選手が2回戦を突破した。
 男子シングルスは、常山幹太と西本拳太、奈良岡功大。先に勝ち上がった常山、第1ゲームはウクライナの長身ダニエロ・ボスニウクに苦しんだが22-20で先制。 第2ゲームは15本で押し切ってストレートで勝利。
 西本は、ユリエン・カルラッギ(ベルギー)との初対戦、早いタイミングのスマッシュに苦戦し、24-22。2ゲーム目は逆に23-25。 ファイナルゲームは西本の主導権で21-8と80分近いマッチを制した。3回戦ではの常山と西本が対決する。
 奈良岡は21-12、21-16でトマ・ジュニア・ポポフ(フランス)を破って3回戦へ進んだ。
 女子シングルスの山口茜は、21-7、21-11でネスリハン・アリン(トルコ)に快勝し、奥原とともに3回戦に進出。
 男子ダブルスは、保木卓朗/小林優吾が初戦となる2回戦、21-12、21-10〕で譚強/任翔宇(中国)に勝利した。古賀輝/齋藤太一は、東京五輪王者の王齊麟/李洋(台湾)に 20-22、16-21で敗戦。
 女子ダブルスは4組とも2回戦が初戦となったが、全勝。志田千陽/松山奈未と中西貴映/岩永鈴が3回戦で対戦する。
志田/松山は、李佳馨/ケ淳薫(台湾)に16本、15本のストレート勝ち。中西/岩永は、地元デンマークのトゥーグセン/フォウガードと対戦。完全アウェーのなかで、21-17、20-22、 23-21の大激戦を制した。
 松本麻佑/永原和可那は21-11、21-5でオ・ヨング/ホフマイヤー(オーストリア)に快勝、福島由紀/廣田彩花も21-11、21-14でV・フー/リム・CS(マレーシア)にストレート勝ち。
 混合ダブルスの山下恭平/篠谷菜留は、1回戦で緑川大輝/齋藤夏を破ったリバルディ/メンタリ(インドネシア)に15-21、21-14、14-21で競り負けた。
 渡辺勇大/東野有紗は、21-12、21-15でリンデマン/ウー(カナダ)に順当勝ち。

[8/23 NetNews] 奥原がプサルラ・V.シンドゥを破る!
8月22日に開催されたBWF世界選手権2023(デンマーク・コペンハーゲン)2日目は、各種目1、2回戦が行なわれた。
日本代表は奥原希望と緑川大輝/齋藤夏が登場。
 女子シングルスの奥原希望が2回戦でプサルラ・V.シンドゥ(インド)に1、2ゲームとも14本のストレートで勝利を収め、3回戦に進出した。
 混合ダブルスの緑川大輝/齋藤夏は、リバルディ/メンタリ(インドネシア)と対戦。ゲームの主導権を取り合う展開になったが、第1ゲームは21-23で競り負けた。
第2ゲームは、相手のプレーが少し乱雑になったところなどから、21-8と一方的な展開になった。しかし、ファイナルゲームは連続失点も響いて大きく引き離されて11-21で敗れ、初戦敗退となった。

[8/22 NetNews] 世界バドミントン2023 開幕!
8月21日にバドミントンの世界一を決めるBWF世界選手権2023(デンマーク・コペンハーゲン)が開幕、日本代表選手も多数出場している。
大会初日は各種目の1回戦前半が行なわれ、奥原希望が5カ月ぶりの勝利、西本拳太も元世界ランク1位に快勝した。
 男子シングルスの西本拳太は、元世界ランキング1位のスリカンス・キダムビ(インド)を相手にストレートで完勝。 同種目では奈良岡功大、常山幹太も初戦を突破した。
 女子シングルス、日本選手で最初にコートに立った奥原希望がベトナムのグエン・トゥイ・リンに2-0で勝利。2回戦では、 2017年と19年の決勝戦で対戦したプサルラ・V.シンドゥ(インド)と対戦する。山口茜は2回戦から。
 男子ダブルスの古賀輝/齋藤太一は、ブラジルのファリアス兄弟にストレートで勝利。東京五輪の王者である王齊麟/李洋(台湾)との2回戦に臨む。 保木卓朗/小林優吾は2回戦から。
 女子ダブルス、松山/志田、岩永/中西、松本/永原、福島/廣田の4組は2回戦から。
 日本勢で唯一の敗退は、混合ダブルスの金子祐樹/松友美佐紀。インドネシアの長身ペアフェルディナンシャー/ウィジャジャに14本、12本のストレートで敗戦した。
緑川大輝/齋藤夏とリバルディ/メンタリ(インドネシア)の1回戦は8月22日。山下恭平/篠谷菜留、渡辺勇大/東野有紗は2回戦から。

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