(シンガポールOP)

【6/11NetNews】保木/小林、久々の制覇!(シンガポールOP)
 6月11日に開催されたBWFワールドツアー・シンガポールOP(S750)最終日は、各種目の決勝が行なわれた。
3種目で決勝に進出している日本勢は、男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾が頂点に立った。
 女子シングルスの山口茜はアン・セヨン(韓国)と対戦。お互いに手の内を知り尽くしている戦いは 16-21,14-21 でアン・セヨンに軍配。 優勝はならなかった。
 男子ダブルスの保木/小林は王昶/梁偉鏗(中国)を 21-13,21-18 のストレートで破り、久々のワールドツアー制覇を果たした。
 混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗はクリスチャンセン/ボエ(デンマーク)に 14-21,22-20,16-21 で敗れて、優勝を逃した。
その他の決勝戦は、
【男子シングルス】アンソニー・ギンティン(インドネシア) 2(21-16,21-13)0 アンダース・アントンセン(デンマーク)
【女子ダブルス】陳清晨/賈一凡(中国) 2(21-16,21-12)1 李紹希/ペク・ハナ(韓国)

【6/11NetNews】山口、渡辺/東野、保木/小林が決勝へ!(シンガポールOP)
 6月10日に開催されたBWFワールドツアー・シンガポールOP(S750)5日目は、各種目の準決勝が行なわれた。
日本勢は女子シングルスの山口茜、混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗、男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾が決勝に進出した。
5月のマレーシアマスターズで優勝を飾るなど、好調をキープしている山口は、準決勝で中国の陳雨菲と対戦。
第1ゲームは21-10で先制した山口は、第2ゲームは15-8と大きくリードしていたが、そこから逆転され18本で落としてしまった。 ファイナルゲームは、連続得点などで前半に先行、追走する陳雨菲を振り切って21-16で勝利し、決勝の切符を手にした。
 渡辺/東野は、ワールドツアー上位の大会では初の4入りしているマレーシアのチェン・タンジェ/トー・イーウェイとの対戦。
第1ゲームは7連続ポイントなどを奪った渡辺/東野が 21-17で先制。第2ゲームは激しい点の奪い合いとなったが、22オールから 渡辺/東野が2連取して勝利した。1月のインドOP以来、久々の決勝進出を果たした。
 男子ダブルスの保木/小林は、韓国の催率圭/金ワンホと対戦。1月のマレーシアOP以来となった勝負は、 第1ゲームは先に保木/小林が20-17でゲームポイントをつかんだが、韓国ペアの3連続ポイントで追いつかれて20オール。
ここで意地を見せた日本ペアが23-21で制すると、続く第2ゲームも前半からリードを広げ、攻め抜いた保木/小林が14本で押し切って ストレート勝ち、決勝進出を決めた。
 男子シングルスの奈良岡功大は、デンマークのアンダース・アントンセンに惜敗した。第1ゲームは接戦を21-19で先制したが、 第2ゲームは前半から先行されて16-21。最終ゲームも 16オールから一歩及ばずアントンセンに抜け出されて17-21で敗れた。

【6/10NetNews】奈良岡、中国のエースにリベンジ!(シンガポールOP)
 6月9日に開催されたBWFワールドツアー・シンガポールOP(S750)4日目は、各種目の準々決勝が行なわれた。
日本勢は5種目で準々決勝に勝ち進んでいる。
 男子シングルスの奈良岡功大は、中国のエース 石宇奇と対戦。5月のスディルマン杯準決勝で対戦した時は石宇奇が2-1で奈良岡を下している。
奈良岡にとってリベンジマッチとなった第1ゲーム、前半11-6で折り返すと、その後も追走する石宇奇を引き離して21-14で先制。
第2ゲームは互いに点を奪い合う展開、我慢強く戦った奈良岡が18-16から3連続得点で勝負を決めた。準決勝はアンダース・アントンセン(デンマーク)と対戦。
 日本人対決となった女子シングルス、山口茜と大堀彩の勝負は、第1ゲームを21-18で山口が先制。大堀彩が第2ゲームを19本に抑えてファイナルゲームにもつれた。
最後は山口が女王の貫禄で21-16で勝利し、準決勝で陳雨菲(中国)と激突する。
 同じく日本人対決になった男子ダブルスは、保木卓朗/小林優吾と古賀輝/齋藤太一の対戦。第1ゲームは後半に抜け出した古賀/齋藤が21-12で先制。
が、第2ゲームは保木/小林が21-15で取り返して最終ゲームへ。ドライブ勝負が何度も繰り広げられる中、先にマッチポイントを握ったのは古賀/齋藤。
20-18、あと1点のところで保木/小林が意地を見せる。先に攻撃を仕掛けて20オールに追いつくと、その勢いで2連取し、ホキコバがベスト4進出を果たした。
 3ペアが勝ち残った女子ダブルスは、中国と韓国の壁を乗り越えられずに3ペアとも準々決勝で終焉。
志田千陽/松山奈未は李紹希/ペク・ハナ(韓国)との勝負、17-21,22-20,21-23 の激戦も、最後は志田/松山が力尽きて敗戦した。
 松本麻佑/永原和可那も李汶妹/劉玄炫(中国)に 20-22,19-21 で惜敗。中西貴映/岩永鈴も中国の鄭雨/張殊賢に 19-21,21-19,16-21 のファイナル勝負で敗れた。
 混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗は、中国の馮彦哲/黄東萍と対戦。スディルマン杯で活躍した勢いのある中国ペアに対し、渡辺/東野は第1ゲームを 23-21で奪取、先行した渡辺/東野が20オールに追いつかれる展開を、最後はしっかり取りきった。
第2ゲームは、12本で失った渡辺/東野、ファイナルゲームは接戦に持ち込んで、5連続得点などでリードを守って 21-17で勝利してベスト4進出を決めた。

【6/9NetNews】5種目で準々決勝進出!(シンガポールOP)
 6月8日に開催されたBWFワールドツアー・シンガポールOP(S750)3日目は、各種目の2回戦が行なわれた。
日本勢は5種目に登場し、すべての種目で準々決勝に勝ち進んでいる。
 男子シングルスで唯一勝ち残っている奈良岡功大は、インドのプリヤンシュ・ラジャワットを21-17,21-16に抑えてベスト8進出を決めた。
 4選手が2回戦に勝ち上がっている女子シングルスは、山口茜と大堀彩がベスト8に勝ち進んだ。
山口はカナダのミシェル・リーと対戦し、12本、19本のストレートで勝利した。大堀はタイのラチャノック・インタノンとの勝負に挑み、 第1ゲームを21-16で先制、第2ゲームも10本に抑えて2回戦を突破した。Super500以上の上位大会では、昨年の同大会でのベスト4以来の準々決勝進出となった。
準々決勝は、山口茜と大堀彩の対戦となった。
 川上紗恵奈は 21-12,17-21,10-21で陳雨菲に、仁平菜月も 13-21,8-21 で王祉怡に、ともに中国選手に敗れた。
 男子ダブルスは、保木卓朗/小林優吾と古賀輝/齋藤太一が揃って2回戦を勝利し、2ペアはベスト4をかけて準々決勝で激突する。
保木/小林はインドネシアの元世界ランク1位のギデオン/スカムルヨに21-18,21-9のストレートで勝利。古賀/齋藤は、中国の譚強/任翔宇を 19本、14本で退けた。
 女子ダブルスは、初戦を突破した5ペアのうち第2シードの志田千陽/松山奈未、松本麻佑/永原和可那、中西貴映/岩永鈴の3ペアがベスト8入りし、準々決勝に進んだ。
志田/松山はタイのジョンコパン/ラウィンダとの1時間を超える熱戦を制して17-21,21-14,21-16 、松本/永原はインドネシアの若手クスマ/プラティウィを 21-16,14-21,21-14、中西/岩永はインドネシアのラハユ/ラマダンティに 21-19,19-21,21-15と、いずれもファイナル勝負で勝利し、準々決勝進出を決めた。
 福島由紀/廣田彩花は李汶妹/劉玄炫に15-21,19-21、加藤佑奈/廣上瑠依は鄭雨/張殊賢に16-21,16-21と、ともに中国ペアに敗れた。
 混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗は、インドネシアの若手リバルディ/メンタリと21-16,17-21,21-12とファイナル勝負の接戦に勝利して準々決勝へと駒を進めた。

【6/8NetNews】古賀/齋藤、保木/小林も2回戦進出!(シンガポールOP)
 6月7日に開催されたBWFワールドツアー・シンガポールOP(S750)2日目は、各種目残りの1回戦が行なわれた。
2日目に登場した日本勢も熱戦を繰り広げて白星を獲得している。
 男子ダブルスの古賀輝/齋藤太一は、世界ランク5位でインドのエース、シェティ/ランキレッディと対戦。ともに180センチを超える長身ペアに対し、 第1ゲームを先取したのは古賀/齋藤。14-16から連続得点を奪って逆転、21-18で先制した。
第2ゲームは14-21でインドペアに取られる。最終ゲームは古賀/齋藤のねばり強いディフェンスで、強打で攻め込む相手に対してレシーブで押し返し、 古賀/齋藤が18オールに持ち込んで競り合いを21-18で制して勝利した。難敵を破った古賀/齋藤が、2回戦に進出した。
 世界ランク6位の保木卓朗/小林優吾は、5月のマレーシアマスターズ(S500)で優勝している韓国の若手ペア、徐承宰/カン・ミンヒュクと対戦。
第1ゲームは、先に20-17でゲームポイントを握っていた保木/小林が、韓国ペアに追いつかれ20オール。しかし、すぐに2連取して先制した。
続く第2ゲームは後半に点差を引き離した保木/小林は、追走する相手を振り切って16本で抑え、2回戦に勝ち進んだ。
 4ペアが登場した女子ダブルスは、第2シードの志田千陽/松山奈未、中西貴映/岩永鈴、加藤佑奈/廣上瑠依が白星スタート。
志田/松山はセイネン/ジルエ(オランダ)と1時間を超える接戦を 20-22,22-20,21-14 で勝利。
加藤/廣上は、スコットランドのトーランス/マックフェルソンを23-21,21-10で制した。中西/岩永はマレーシアのトップダブルスのタン/ティナーと対戦。
21-13,17-21 からファイナルゲームまでもつれた勝負は、16-9と中西/岩永がリードした場面で、相手が棄権。中西/岩永が2回戦に進んだ。
櫻本絢子/宮浦玲奈は、タイの姉妹ペアのベンヤパ/ヌンタカンに13本、17本で敗戦し、初戦突破はならなかった。
 女子シングルスの仁平菜月はドイツのイボンヌ・リを21-8,22-20 で退けて2回戦に進出した。
 混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗は、韓国のベテランペア高成炫/嚴恵媛を21-15,21-12 で下し、初戦を突破したが、 金子祐樹/松友美佐紀、山下恭平/篠谷菜留は敗れた。
 金子/松友は 21-14,13-21,10-21 でデチャポル/サプシリー(タイ)に、山下/篠谷 19-21,11-21 でチェンTJ/トーEW(マレーシア)で敗戦。

【6/8NetNews】山口、奈良岡ら初戦突破!
 6月6日にBWFワールドツアー・シンガポールOP(S750)が開幕した。大会初日は各種目1回戦の半分が行なわれ、日本代表も出場した。
 今年からSuper750にレベルが格上げされた同大会。上位成績を残せば世界ランキングの高ポイントが獲得できる中、初日の女子シングルスと女子ダブルスに 出場した日本勢は全員白星をつかみ、2回戦に進出した。
 2周間前のマレーシアマスターズ(S500)で女子シングルス優勝を飾った山口茜は、1回戦からインドの強豪、プサルラ・V.シンドゥと対戦。
第1ゲームは相手の鋭角なスマッシュやクロスのショットに苦しんで18本で落としたが、第2ゲームはねばり強いラリーで21-19。
ファイナルゲーム、前半は山口が相手を前後に揺さぶってミスを誘い、リード。シンドゥもラリー戦を我慢強く戦い、2点差まで詰めた。 後半は山口が主導権を握って試合を進めて21-17で逃げ切った。この日、誕生日を迎えた山口は、見事バースデー勝利を飾って初戦を突破した。
 このほかの女子シングルス、大堀彩、川上紗恵奈が揃って勝利。大堀は台湾の許玟琪に19-21,21-19,21-19 と1時間超の大接戦で勝利。
川上はアメリカのイシカ・ジャイソワルに1、2ゲームとも5本の快勝で2回戦進出。
 女子ダブルスは福島由紀/廣田彩花がマレーシアのV・フー/リムCSに12本、14本のストレート勝ち。
松本麻佑/永原和可那はフランスのトラン/ランベルトに第1ゲームを19本で奪われる展開、第2ゲームをなんとか22-20で制し、最終ゲームも21-17と 接戦を振り切って逆転勝利を飾った。
 男子シングルスは、奈良岡功大が、マレーシアマスターズ優勝を果たして勢いにのるプラノイ・H.S.(インド)を、持ち味のスピードを生かして21-15,21-19で撃破。
しかし、西本拳太は李佳豪(台湾)に18-21,18-21、常山幹太もインドのプリヤンシュ・ラジャワットに 12-21,15-21 で敗れ。2回戦進出を逃した。
 混合ダブルスの緑川大輝/齋藤夏は 17-21,20-22 でエリス/スミス(イングランド)に敗れた。

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