男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾、決勝はギデオン/スカムルヨ(インドネシア)を21-16、13-21、21-17で破り、優勝!
-->ツアーファイナルズの優勝を振り返って
[保木] めーっちゃうれしいです(笑)。いま終わったばかりで、まだ体が震えている状況ですが、(大会も)3週目で、ラストの試合だったので、
すごく勝ちたい気持ちで戦って勝つことができました。すごくうれしいです。
-->日本ペアとしては、男子ダブルスで初めてファイナルズを制した
[小林] 自分たちが成し遂げられるとは正直思っていなかったけど、試合では最後まで自分を信じてプレーすることができました。
このタイトルを手にすることができたのは、本当にうれしいですし、支えてくれた家族やスタッフ、パートナーに感謝しかないです。
-->決勝の勝因は?
[保木] (ファイナルゲームは)14オール、15オールから相手がリードする場面があったけど、最後は自分たちの勝ちたい気持ちが強かったのだと思います。
-->良かったプレーなどがあれば
[保木] 最後の方は、お互いが(ロブを)上げずに低い展開になったけど、そこで自分が前に入った時、後ろでカバーしていた小林のクオリティがよくて、
相手も嫌がっていました。そこが本当に助かりました。
-->この3週間で一番印象に残った試合は
[小林] もちろん、今日のケビン(スカムルヨ)選手たちとの試合です。さっき勝ったことが、今までのバドミントン人生の中で一番うれしかった瞬間です!
女子ダブルスの志田千陽/松山奈未の決勝は金昭英/孔熙容(韓国)に14-21、14-21で敗れ、ファイナルズ準優勝に終わった。
-->敗れてしまったが、いまの心境は
[志田] 今日の試合は自分たちのよさを出せずに、何もさせてもらえなかった。本当に悔しい気持ちでいっぱいです。
-->2ゲーム目はリードしていたが逆転されてしまった
[松山] あまり自分も覚えていないですけど、決められたというよりは、自分たちのミスが多かったかなと思います。リードした場面で、
その点差を保ちたい気持ちはあったけど、11点の間に追いつかれてしまい、相手にそのままの勢いでいかれてしまったなと思います。
混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗も決勝でデチャポル/サプシリー(タイ)に19-21、11-21で敗れ準優勝。
-->試合を終えての感想は
[渡辺] 悔しいですけど、全力は出せたかなと思います。
-->第2ゲームは疲れたように見えたが
[東野] 疲れというより相手の選手が強くて、どうしようという迷いが出てしまいました。
-->この3週間で得たものは?
[渡辺] たくさん試合ができたので、いい経験ができたと思います。
-->世界選手権に向けて
[東野] リフレッシュして、切り替えて、世界選手権では優勝できるように二人で頑張っていきたいです。
[12/5 NetNews]ダブルス3種目で決勝へ!(WTファイナルズ2021)
12月4日に開催したBWFワールドツアーファイナルズ(インドネシア・バリ)4日日は、各種目の決勝トーナメント準決勝が行なわれた。
日本勢は男子シングルスを除く4種目で準決勝に勝ち進んでいる。
準決勝の第1試合に登場したのは、女子ダブルスの志田千陽/松山奈未。相手は東京五輪金メダリストペアのポリイ/ラハユ。第1ゲームを志田/松山が先制、21-14でインドネシアペアを抑えた。第2ゲームは地元のポリイ/ラハユが13-21で奪い返し、
勝負の行方はファイナルゲームへ。どちらも譲らぬ展開は20オールの大接戦、最後に抜け出した志田/松山が23-21で金メダルペアを下し、決勝進出の切符をつかんだ。
もう一方は G・ストエワ/S・ストエワが棄権したため、金昭英/孔熙容が決勝進出。
次の試合に組まれたのは、混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗と、東京五輪3位決定戦で下しているケ俊文/謝影雪の
香港ペア。序盤から激しい点の奪い合いは第1ゲームを19本で香港ペアに先取された。第2ゲームは渡辺/東野が21-9で制して、イーブンとなった最終ゲームへ。
再びポイントを取り合う接戦となったが、最後は渡辺/東野が21-19で香港ペアを退け、決勝進出を決めた。
もう一方は、デチャポル/サプシリーがチャン/ゴーにストレート勝ちしている。
勢いに乗る日本勢は、男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾も勝利をつかみ、3週連続となる決勝進出を決めた。
準決勝の相手は前日の予選リーグ第3戦で戦ったマレーシアのテオ・イーイ/オン・ユーシンだったが、そこではファイナル勝負を保木/小林がモノにしていた。再び同じ相手との勝負も保木/小林が冷静に試合を展開し18本、15本で白星を奪取、年間ツアー王者まで、あと1勝とした。
ギデオン/スカムルヨと王齊麟/李洋の対戦は、2−1でギデオン/スカムルヨが勝ち上がっている。
女子シングルスの山口茜はプサルラ・V.シンドゥ(インド)と対戦。東京五輪やインドネシアマスターズでも対戦している
シンドゥとの勝負は15-21、21-15とファイナルゲームにもつれる展開に。最後は19オールから連続ポイントでシンドゥに軍配が上がった。
もう一方は、アン・セヨン(韓国)がポンパウィ・チョチュウォン(タイ)にストレート勝ちし、決勝進出を決めている。
男子シングルスの結果は、ビクター・アクセルセン(デンマーク)2−0ラクシャ・セン(インド)、
クンラビット・ビティサラン(タイ)2−0リー・ジジャ(マレーシア)。
[12/4 NetNews]4種目で1位通過、準決勝へ!(WTファイナルズ2021)
12月3日に開催したBWFワールドツアーファイナルズ(インドネシア・バリ)3日日は、各種目の予選リーグ第3戦が行なわれた。
女子シングルス グループBの山口茜はブサナン・ンバルンパン(タイ)と対戦。初日に戦ったイェオ・ジャミン(シンガポール)が昨日の試合途中に棄権
したため、同選手との対戦結果が無効扱いになった。その影響で、第3戦に負ければリーグ敗退の可能性もあったが、山口はしっかり白星を獲得した。
第1ゲームでンバルンパンを18本に抑えると、第2ゲームは17オールから山口が先に抜け出して21-18。2勝となった山口が、リーグ1位通過で
決勝トーナメント進出を決めた。この結果、試合がなかったアン・セヨン(韓国)が1勝1敗の2位で決勝トーナメント進出となった。
グループAは、第1シードのポンパウィ・チョチュウォン(タイ)と、東京五輪銅メダルのプサルラ・V.シンドゥ(インド)が準決勝への切符をつかんだ。
この日対戦した二人は、ファイナル勝負でポンパウィが制してリーグ3連勝。2018年大会優勝のシンドゥは2勝1敗で2位通過となった。
準決勝は、ポンパウィ・チョチュウォンvsアン・セヨン、山口茜vsプサルラ・V.シンドゥ
男子ダブルスは保木卓朗/小林優吾が3連勝を飾った。マレーシアのテオEY/オンYSと対戦した保木/小林は、第1ゲームを21-19で先制。
第2ゲームは12本でマレーシアペアに奪われたが、最終ゲームは10本に封じて白星をつかんだ。グループBは保木/小林が1位、テオ/オンが2位で
決勝トーナメントに進んでいる。
グループAは、地元インドネシアのギデオン/スカムルヨが負けなしでリーグ1位通過。2位は1勝1敗の王齊麟/李洋(台湾)。
世界ランク1位と東京五輪金メダリストが準決勝に進出した。
男子ダブルス準決勝は、ギデオン/スカムルヨvs王齊麟/李洋、保木/小林vsテオ/オンに決まった。
女子ダブルス グループBは、2連勝の志田千陽/松山奈未が、同じく連勝中のG・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)と対戦。第1ゲームを9本で圧倒した日本ペアは、第2ゲームも16本に抑えて勝利し、予選リーグ3連勝で準決勝進出を決めた。
グループAは金昭英/孔熙容(韓国)とポリイ/ラハユ(インドネシア)が決勝トーナメントに進出。金昭英/孔熙容はタイペアをファイナルゲームの末に破って3連勝。ポリイ/ラハユは2勝1敗の2位でリーグ戦を突破した。
なお、女子ダブルス準決勝は志田千陽/松山奈未vsポリイ/ラハユ、金昭英/孔熙容vs G・ストエワ/S・ストエワとなっている。
混合ダブルス グループAの渡辺勇大/東野有紗は、リーグ1位通過をかけてチャン・ペンスン/ゴー・リューイン(マレーシア)と対戦。
第1ゲームから主導権を握った渡辺/東野が21-11で先制、第2ゲームも5連続ポイントなどを奪い21-12で勝利。3連勝で首位をつかみ、準決勝に駒を進めた。
2位は2勝1敗のチャン/ゴーが確保。
グループAはデチャポル/サプシリー(タイ)が1位を守った。2位は地元インドネシアのジョルダン/オクタビアンティを2-0で退けたケ俊文/謝影雪(香港)が
2勝1敗で準決勝の切符を手にしている。準決勝のカードは、渡辺/東野vsケ俊文/謝影雪、デチャポル/サプシリーvsチャン/ゴーに決まった。
桃田賢斗不在の男子シングルス。グループAは桃田とラスムス・ゲンケ(デンマーク)の棄権により、ビクター・アクセルセン(デンマーク)とラクシャ・セン(インド)の決勝トーナメント進出が決定。
グループBは、リー・ジジャ(マレーシア)がスリカンス・キダムビ(インド)を2-0で退け、3連勝で1位通過を決めた。同組のクンラビット・ビティサラン(タイ)は
トマ・ジュニア・ポポフ(フランス)をファイナル勝負の末に下して2つ目の白星を獲得、2位で準決勝に勝ち進んでいる。
準決勝は、ビクター・アクセルセンvsとラクシャ・セン、リー・ジジャvsクンラビット・ビティサラン。
[12/3 NetNews]山口、ダブルス勢 2勝目!(WTファイナルズ2021)
12月2日に開催したBWFワールドツアーファイナルズ(インドネシア・バリ)2日日は、各種目の予選リーグ第2戦が行なわれた。
女子シングルスの第2戦に登場した山口茜は、韓国のアン・セヨンと対戦した。10月以降、何度も対戦している二人の直近の対戦成績は2勝2敗。どちらが勝ってもおかしくない勝負は、山口が第1ゲームを21-14で先制。第2ゲームはアン・セヨンが18本で奪い返したが、最終ゲームは山口がリードを保ちながら試合を進めて21-16で勝利。ライバル対決は山口に軍配があがった。
前日の初戦に続く2勝目を手にした山口だが、その初戦で戦ったイェオ・ジャミン(シンガポール)が、ブサナン・ンバルンパン(タイ)との試合を途中棄権。これにより、山口との試合は無効扱いとなったため、リーグ戦・グループBは山口が1勝、アン・セヨンが1勝1敗、ブサナン・ンバルンパンが1敗となっている。山口は3日にンバルンパンと対戦し、勝てば決勝トーナメントの準決勝に進出。敗れた場合、他選手とのゲーム差などによってはリーグ敗退となる可能性もある。
男子シングルスは、グループAの桃田賢斗、ラスムス・ゲンケ(デンマーク)が前日の試合を棄権しているため、同組のビクター・アクセルセン(デンマーク)
とラクシャ・セン(インド)の決勝トーナメント進出が決定した。第2戦はその2選手が対戦している。
第1試合に組まれた女子ダブルスの志田千陽/松山奈未は、イングランドのスミス/バーチと対戦。第1ゲームは20オールの接戦を志田/松山が制すると、第2ゲームは主導権を握って21-14で勝利。志田/松山がリーグ2連勝を飾った。
男子ダブルスは保木卓朗/小林優吾が2勝目を獲得。フランスのT・J・ポポフ/C・ポポフとの兄弟ペアと対戦した二人は、第1ゲームを9本、第2ゲームも15本に抑えて2つ目の白星を手にした。
混合ダブルスは渡辺勇大/東野有紗が、マレーシアのタンKM/ライPJにストレート勝利。リーグ2勝目をつかんでいる。
第2戦(12月2日)の結果
【男子シングルス】
▼グループA ビクター・アクセルセン 2−0 ラクシャ・セン、※桃田、ゲンケは無効扱い
▼グループB リー・ジジャ(マレーシア) 2−0 トマ・ジュニア・ポポフ(フランス)、スリカンス・キダムビ(インド) 0−2 クンラビット・ビティサラン(タイ)
【女子シングルス】
▼グループA ポンパウィ・チョチュウォン(タイ) 2−0 リーネ・クリストフェルセン(デンマーク)、イボンヌ・リ(ドイツ) 0-2 プサルラ・V.シンドゥ(インド)
▼グループB 山口茜 2(21-14,18-21,21-16)0 アン・セヨン(韓国)、ブサナン・ンバルンパン(タイ) ○(2ゲーム目棄権)● イェオ・ジャミン(シンガポール)
※棄権したイェオ・ジャミンの試合は無効扱い。
【男子ダブルス】
▼グループA 2−0 アストルップ/ラスムセン(デンマーク)、ギデオン/スカムルヨ(インドネシア) ○(棄権)● シェティ/ランキレッディ(インド)
▼グループB 保木卓朗/小林優吾 2(21-9,21-15)0 T・J・ポポフ/C・ポポフ(フランス)、テオEY/オンYS(マレーシア) 2−1 クスマワルダナ/ラムビタン(インドネシア)
【女子ダブルス】
▼グループA 金昭英/孔熙容(韓国)2−0 ポリイ/ラハユ(インドネシア)、タン/ティナー(マレーシア) 2−0 ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)
▼グループB 志田千陽/松山奈未 2(22-20,21-14)0 スミス/バーチ(イングランド)、G・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア) 2−0 ポンナッパ/レッディ(インド)
【混合ダブルス】
▼グループA 渡辺勇大/東野有紗 2(21-16,21-10)0 タンKM/ライPJ(マレーシア)、チャンPS/ゴーLY(マレーシア) 2−0 クリスチャンセン/ボエ(デンマーク)
▼グループB デチャポル/サプシリー(タイ) 2−1 ケ俊文/謝影雪(香港)、ジョルダン/オクタビアンティ(インドネシア) 2−1 エリス/スミス(イングランド)
[12/2 NetNews]WTファイナルズ2021、桃田賢斗は途中棄権
12月1日に開幕したBWFワールドツアーファイナルズ(インドネシア・バリ)初日は、各種目の予選リーグ初戦が行なわれた。
ツアー年間王者を決める大会に、日本選手が5種目に出場。インドネシアマスターズ、インドネシアOPから3週連続となる戦いが続いている。
男子シングルスは2019年大会の王者・桃田賢斗が出場。しかし、1-1の場面で桃田が棄権を申告。棄権の理由について「試合ができないくらい腰が痛かったので、
棄権することにしました」と話している。
女子シングルスは、インドネシアマスターズ準優勝の山口茜が、シンガポールのイェオ・ジャミンを2-0のストレートで下し、リーグ初戦を白星で飾った。
山口と同じグループBのもう一つの試合は、アン・セヨン(韓国)がタイのブサナン・ンバルンパンを2-0で下し、白星を手にしている。
男子ダブルスに出場した保木卓朗/小林優吾は、インドネシアの若手ペアと対戦。第1ゲームを21-14で制した保木/小林は、第2ゲームも終盤に底力を発揮して勝利。
初戦で白星をつかみとった。
女子ダブルスの志田千陽/松山奈未は、インドのポンナッパ/レッディを2-0のストレート勝利を飾り、ツアーファイナルズ初白星を獲得。
混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗は、インドネシアOPでも戦ったクリスチャンセン/ボエ(デンマーク)を12本、15本に抑えて白星発進。
第1戦(12月1日)の結果
【男子シングルス】
▼グループA ビクター・アクセルセン(デンマーク)(5-1、棄権)ラスムス・ゲンケ(デンマーク)、ラクシャ・セン(インド)(1-1、棄権)桃田賢斗
▼グループB リー・ジジャ(マレーシア)2(21-15,21-16)0 クンラビット・ビティサラン(タイ)、スリカンス・キダムビ(インド)2(21-14,21-16)0 トマ・ジュニア・ポポフ(フランス)
※桃田、ゲンケは試合を棄権したため試合が無効扱い
【女子シングルス】
▼グループA ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)2(21-18,21-18)0 イボンヌ・リ(ドイツ)、プサルラ・V.シンドゥ(インド)2(21-14,21-16)0 リーネ・クリストフェルセン(デンマーク)
▼グループB 山口茜 2(21-11,21-140 イェオ・ジャミン(シンガポール)、アン・セヨン(韓国)2(21-16,21-5) ブサナン・ンバルンパン(タイ)
【男子ダブルス】
▼グループA ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)2(23-21,21-19)0 王齊麟/李洋(台湾)、アストルップ/ラスムセン(デンマーク)2(21-16,21-15)0 シェティ/ランキレッディ(インド)
▼グループB 保木卓朗/小林優吾 (21-14,21-19)0 クスマワルダナ/ラムビタン(インドネシア)、テオEY/オンYS(マレーシア) 2(21-16,21-19)0 T・J・ポポフ/C・ポポフ(フランス)
【女子ダブルス】
▼グループA 金昭英/孔熙容(韓国)2(21-14,21-14)0 タン/ティナー(マレーシア)、ポリイ/ラハユ(インドネシア)2(21-15,21-12)0
ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)
▼グループB 志田千陽/松山奈未 2(21-14,21-18)0 ポンナッパ/レッディ(インド)、G・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)2(21-12,21-11)0
スミス/バーチ(イングランド)
【混合ダブルス】
▼グループA 渡辺勇大/東野有紗 2(21-12,21-15)0 クリスチャンセン/ボエ(デンマーク)、チャンPS/ゴーLY(マレーシア)
2(21-14,21-13)0 タンKM/ライPJ(マレーシア)
▼グループB デチャポル/サプシリー(タイ)2(21-14,10-21,21-11)1 ジョルダン/オクタビアンティ(インドネシア)、ケ俊文/謝影雪(香港)2(21-11,21-16)0
エリス/スミス(イングランド)