スディルマン杯 news

(10/4NetNews)初Vならず3回目の準優勝!

 10月3日に開催された世界国・地域別男女混合団体戦スディルマン杯(フィンランド・ヴァンター)最終日は、中国との決勝戦が行なわれた。
 第1試合は男子ダブルス。日本は前日のマレーシア戦で勝利を手にしている保木卓朗/小林優吾を起用、中国は23歳ペア 周昊東/何濟庭との対戦。 第1ゲームは、中国ペアのリードで試合が進む。ミスの少ない安定したラリーで周昊東/何濟庭が21-17で先制した。
第2ゲームに入ると保木/小林も反撃を開始。保木がネット前に入り、何度も相手のドライブをストップ。小林の強烈なスマッシュとともに好リズムで展開し、 21-14で第2ゲームを奪い返した。
 日本のペースで進めたいファイナルゲーム、6-5から中国ペアが一気にスピードアップ。ドライブで決めにいったところを、カウンターで決められてしまう場面も多く、 6連続失点で点差を離される。最後は保木/小林が押し切られて16-21。中国に先制ポイントを許した。ファイナルゲームも  続く女子シングルスは、今大会4連勝中の山口茜。相手は東京五輪の金メダリスト、陳雨菲だったが、白星をつかんだのは山口。 第1ゲームこそ山口のミスが多かったが、後半はラリーを修正して21-19で先取。すると、第2ゲームは山口が6連続ポイントで13-9とリードする。 一時は16-15まで迫られたが、最後は連戦で疲れが見える陳雨菲を振り切り21-16で勝利をつかんだ。
 1−1となった第3試合の男子シングルスは、両国のエースである桃田賢斗と石宇奇が登場。2年前の前回大会では同じ決勝戦で桃田が石宇奇に敗れているだけに、 桃田にとっては負けられない相手。しかし、試合は石宇奇の強烈なアタックが桃田を襲う。第1ゲームは石宇奇が21-13で奪って桃田にプレッシャーが・・・。 第2ゲームはペースを落とした石宇奇に対して桃田が21-8で制して勝負の行方はファイナルゲームへ。先に抜け出したのは石宇奇だった。「相手の攻撃に押されて、 自分が引いてしまった」という桃田。鉄壁のディフェンスを誇る桃田も石宇奇の鋭い攻撃を抑えきれず、追走は実らず12-21で完敗。桃田は2年前に敗れたリベンジはならなかった。
 なんとか逆転優勝につなげたい日本。第4試合の女子ダブルスは、3試合連続の起用となった松友美佐紀/松本麻佑。相手は東京五輪の銀メダリスト陳清晨/賈一凡。 試合前半は松友/松本が善戦を見せた。前衛の松友、後衛の松本がうまく機能して接戦を展開した。後半も好ラリーを見せた日本ペアだが、5年以上もペアを 組む陳清晨/賈一凡が地力を発揮。第1ゲーム17-21で落とした。第2ゲームも16-17から4連続ポイントを奪われた。トータル3-1とした中国が大会2連覇を達成し。
▼決勝戦の結果(10月4日)
日本 1−3 中国
MD 保木卓朗/小林優吾 1[17−21,21−14,16−21]2 周昊東/何濟庭
WS 山口茜 2[21−19,21−16]0 陳雨菲
MS 桃田賢斗 1[13−21,21−8,12−21]2 石宇奇
WD 松友美佐紀/松本麻佑 0[17−21,16−21]2 陳清晨/賈一凡
※中国が2大会連続、12回目の優勝。


(10/3NetNews)決勝に進出!中国との頂上決戦へ!
 10月2日に開催された世界国・地域別男女混合団体戦スディルマン杯(フィンランド・ヴァンター)7日目は、決勝トーナメント・準決勝が行なわれた。
 日本の準決勝の相手はマレーシア。予選リーグで同組だったマレーシアに4-1で勝利を飾っている日本は女子ダブルスを志田千陽/松山奈未から 松友美佐紀/松本麻佑に変更して臨んだ。
 第1試合は予選リーグと同じく、男子ダブルスからスタート。予選では保木卓朗/小林優吾が東京五輪の銅メダリスト、アーロン・チア/ソー・ウィーイクに 敗れていたが、決勝進出がかかる大一番では保木/小林が奮起した。第1ゲームを21-15で先制し、第2ゲームも主導権は渡さず、前半に12-4と大きくリードを広げた。 その後も相手の猛追を振り切って21-15で勝利し、貴重な先制ポイントをつかんだ。
 続く第2試合、女子シングルスエースの山口茜が、マレーシアのキソナ・サルバドライに再び2-0で快勝。
 あと1勝で決勝進出が決まる重要な場面で、男子シングルスの絶対エースの桃田賢斗が登場。相手は予選リーグで完封しているリー・ジジャだったが、 相手の攻撃に桃田がまさかの苦戦。第1ゲームを20-22で落とすと、第2ゲームも点を互いに奪い合うシーソーゲームとなり、最後はリー・ジジャに21-19で敗れた。
 第4試合は女子ダブルス。日本は今大会で初ペアを組む松友/松本が前日の台湾戦に続いて白星を奪取。第1ゲームは激しい競り合いとなり、 17-19から4連続得点をつかんだ松友/松本が先制。第2ゲームも相手の攻撃を冷静に交わしながらポイントを奪った松友/松本が21-17で勝利。 日本が3-1でマレーシアを下して決勝に進出。初優勝に王手をかけた。
 もう一つの準決勝は中国と韓国が激突し、前回からの連覇をねらう中国が王者の実力を発揮し、中国が3-0の完勝で決勝進出を決めた。

▼準決勝の結果(10月2日)
日本 3−1 マレーシア
MD 保木卓朗/小林優吾 2[21−15,21−14]0 A・チア/ソー・WY
WS 山口茜 2[21−7,21−5]0 キソナ・サルバドライ
MS 桃田賢斗 0[20−22,19−21]2 リー・ジジャ
WD 松友美佐紀/松本麻佑 2[21−19,21−17]0 タン/ティナー

中国 3−0 韓国
XD 王懿律/黄東萍 2[21−14,21−15]0 徐承宰/申昇瓚
MS 石宇奇 2[17−21,21−9,21−11]1 許侊熙
WS 陳雨菲 2[14−21,21−15,21−15]1 アン・セヨン

(10/2NetNews)台湾に3-1で勝利!初優勝まであと2勝!
 10月1日に開催された世界国・地域別男女混合団体戦スディルマン杯(フィンランド・ヴァンター)6日目は、決勝トーナメント・準々決勝が行なわれた。
予選リーグを1位で通過した日本は、周天成を擁する台湾と激突。第1試合は男子ダブルスの勝負となり、古賀輝/齋藤太一が出場。 台湾ペアに対し第1ゲームを13本で失うと、続く第2ゲームも先行する相手を追う展開。16-17から逆転に成功して20-18としたが、最後は3連続失点を喫して敗戦。 日本は黒星スタートとなった。
 第2試合は、女子シングルスの山口茜。予選リーグで2勝の山口は、台湾のベテラン・白馭珀を11本、13本で一蹴した。 続く男子シングルスの桃田賢斗は台湾のエース周天成と激闘を演じた。第1ゲームを先に奪った桃田に対し、第2ゲームは周天成が競り勝ち、勝負の行方はファイナルゲームへ。 すると、先に仕掛けたのが桃田。4-3から7連続得点でリードを広げると、その後は周天成の追走を振り切って21-17で勝利。日本が2-1とした。
 4試合目は女子ダブルスの松友美佐紀/松本麻佑は団体戦ならではのペアリングとなった。鋭い攻撃で相手にプレッシャーをかけ、第1ゲームは21-17で先制。 第2ゲームは主導権を握った松友/松本が連続ポイントで大量リードをつかむと、最後は21-8で勝利を飾った。この時点で日本が3-1で台湾を撃破し、準決勝進出を決めた。
 そのほか準決勝に勝ち進んだのは中国、マレーシア、韓国の3チーム。
▼準々決勝の結果(10月1日)
中国(A組1位)3-2 デンマーク(C組2位)
韓国(B組1位)3-2 タイ(A組2位)
マレーシア(D組2位)3-2 インドネシア(C組1位)
日本(D組1位)3-1 台湾(B組2位)

古賀輝/齋藤太一 0[13−21,20−22]2 李哲輝/楊博軒
山口茜 2[21−11,21−13]0 白馭珀
桃田賢斗 2[21−16,19−21,21−17]1 周天成
松友美佐紀/松本麻佑 2[21−17,21−8]0 許雅晴/胡綾芳
▼準決勝(2日)中国-韓国、日本-マレーシア

(10/1NetNews)マレーシアに4-1で勝利!準々決勝は台湾と!
 9月30日に開催された世界国・地域別男女混合団体戦スディルマン杯(フィンランド・ヴァンター)5日目は、予選リーグ4試合が行なわれた。
日本は予選リーグ最終戦でマレーシアと対戦。各種目の世界ランク上位のメンバーを起用して勝利をめざした。
 第1試合は男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾、東京五輪の銅メダリストのアーロン・チア/ソー・ウィーイクとの勝負は、 第1ゲームを先制されるも、第2ゲームを奪い返してファイナルゲームに突入。12オールから先に抜け出したのはマレーシアペア。 連続ポイントで離された保木/小林が16-21で落とし、チームの先制ポイントはマレーシアにつかまれた。
  第2試合は女子シングルス。イングランド戦で勝利した山口茜が起用されると、マレーシアの若手選手を圧倒。 第1・2ゲームとも14本で退けた。続いて第3試合の男子シングルスに出場した桃田賢斗も、3月の全英OPで敗れているリー・ジジャとの対戦で、 第1ゲームを21-18で先制、第2ゲームもペースを完全掌握して、相手の攻撃を封じて21-10で快勝。日本が2-1と逆転に成功する。
 流れをつかんだ日本は、女子ダブルスの志田千陽/松山奈未が2-0で勝利。チームの勝利を確定させると、 最後は混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗が貫禄を見せて16本、9本で快勝。
日本が4-1でマレーシアを退けて、予選リーグ1位通過を決めた。
▼予選リーグ(9月30日)
【グループD】イングランド(1勝2敗)5−0エジプト(3敗)、日本(3勝)4−1マレーシア(2勝1敗)
保木卓朗/小林優吾 1[20−22,21−14,16−21]2 A・チア/ソー・WY
山口茜 2[21−14,21−14]0 キソナ・サルバドライ
桃田賢斗 2[21−18,21−10]0 リー・ジジャ
志田千陽/松山奈未 2[21−16,21−17]0 タン/ティナー
渡辺勇大/東野有紗 2[21−16,21−9[0 ホーPR/チアYS
【グループB】韓国(3勝)5-0台湾(2勝1敗)、ドイツ(1勝2敗)5-0(3敗)

 各リーグの決勝トーナメント進出チームが決まり、日本は準々決勝でグループB2位の台湾との対戦が決定。
グループA1位の中国はデンマークと、グループBの韓国はタイ、グループCのインドネシアはマレーシアとの勝負が決定した。

(9/29NetNews)日本が5-0でイングランドを撃破!
 9月28日に開催された世界国・地域別男女混合団体戦スディルマン杯(フィンランド・ヴァンター)3日目は、予選リーグが行なわれた。
日本は予選リーグ2戦目のイングランド戦に登場。主軸となる桃田賢斗、山口茜らが出場し、5-0でイングランドを撃破。リーグ2勝目を手にして、 決勝トーナメント進出を確定させた。
 前日のエジプト戦に快勝した日本は、男子シングルスに桃田賢斗、女子シングルスに山口茜を起用。さらに、東京五輪・混合ダブルス銅メダリストの 渡辺勇大/東野有紗もトップバッターに配して勝負に挑んだ。
東京五輪の活躍で注目を集める渡辺勇大/東野有紗は、期待に応えてイングランドの難敵・エリス/スミスを2-0で撃破。
第2試合に登場した桃田は、イングランドの若手選手に第1ゲームこそ22-20で接戦を演じたが、第2ゲームはリズムを取り戻して21-10で制した。
第3試合は男子ダブルスの古賀輝/齋藤太一が、東京五輪出場のラーン/ベンディとのファイナル勝負を競り勝ってチームの勝利を確定させると、 続く山口、女子ダブルスの志田千陽/松山奈未もそれぞれ2-0で退けて、日本が5-0でイングランドを制した。

渡辺勇大/東野有紗 2[21−16,21−12]0 エリス/スミス
桃田賢斗 2[22−20,21−10]0 ジョーニー・トルセン
古賀輝/齋藤太一 2[21−17,19−21,21−12]1 レーン/ベンディ
山口茜 2[21−16,21−12]0 アビゲイル・ホルデン
志田千陽/松山奈未 2[21−16,21−12]0 スミス/バーチ
 これで日本はリーグ2勝目とし、決勝トーナメント進出を決めた。日本と同じグループDのマレーシアはエジプトに5-0で快勝して2勝としたため、 日本とマレーシアが決勝トーナメント進出を決めている。2チームは30日に激突し、勝ったチームがリーグ1位通過となる。
 また、前半のセッションに行なわれたグループBの試合は、台湾と韓国がそれぞれリーグ2勝目を飾った。こちらも2チームが決勝トーナメント進出を決めており、 各グループとも予選リーグの最終戦を残して上位2チームが確定。グループAの中国、タイ、グループCのデンマーク、インドネシアを含めた8チームが上位戦線で対戦する。
▼予選リーグ(28日)
【グループB】韓国(2勝)5-0タヒチ(2敗)、台湾(2勝)5-0ドイツ(2敗)
【グループD】マレーシア(2勝)5-0エジプト(2敗)、日本(2勝)5-0イングランド(2敗)
▼予選リーグ(27日の結果)
【グループA】中国(2勝)5-0 インド(2敗)、タイ(2勝)5-0 フィンランド(2敗)
【グループC】デンマーク(2勝)4-1 ロシア(2敗)、インドネシア(2勝)3-2 カナダ(2敗)

(9/28朝刊)日本、予選リーグ初戦を快勝!
 9月26日から10月3日まで開催される世界国・地域別男女混合対抗戦スディルマン杯(フィンランド・ヴァンター)。
27日、大会2日目にグループDの日本は、初戦でエジプトと対戦。
第1試合に出場した混合ダブルスの金子祐樹/松友美佐紀が2-0で快勝して勢いをつけると、男子シングルスの西本拳太、女子シングルスの髙橋沙也加が連勝。 チームの勝利が確定した後も、男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾、女子ダブルスの志田千陽/松山奈未がそれぞれ一桁得点に抑えて圧勝。 日本がエジプトを5-0で下し、白星スタートを切った。
詳細は以下の通り。
【グループD】予選リーグ(9月27日)
日本(1勝)5-0 エジプト(1敗)
金子祐樹/松友美佐紀 2[21−4,21−6]0サラー/ユースリ
西本拳太 2[21−5,21−5]0アドゥハム・ハテム・エルガマル
髙橋沙也加 2[21−4,21−2]0ドーハ・ハニー
保木卓朗/小林優吾 2[21−4,21−6]0エルガマル/モスタファ・カメル
志田千陽/松山奈未 2[21−7,21−5]0ユースリ/ハニー

(9/26)予選リーグ始まる
 9月26日に世界国・地域別男女混合団体戦のスディルマン杯が、フィンランド・ヴァンターで開幕した。 7月下旬に開催された東京オリンピック以来となるビッグイベントには、各国のトップ選手や次世代を担う若手選手らが参戦。白熱した戦いを繰り広げている。
大会初日の結果は以下の通り。
▼予選リーグ(26日)
【グループA】中国(1勝)5-0 フィンランド(1敗)、タイ(1勝)4-1 インド(1敗)
【グループB】台湾(1勝)5-0 タヒチ(1敗)、韓国(1勝)4-1 ドイツ(1敗)
【グループC】インドネシア(1勝)5-0 ロシア(1敗)、デンマーク(1勝)5-0 カナダ(1敗)

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