日本ランキングサーキット[結果]
 6月2日、2021日本ランキングサーキット(埼玉・サイデン化学アリーナ)5日目は、各種目の決勝が行なわれた。
 男子シングルスは、第1シードの古賀穂(NTT東日本)と第2シードの奈良岡功大(IMG)が決勝で激突。 ともにB代表の二人の勝負は、80分を超える熱戦となった。
第1ゲームを制したのは奈良岡。第2ゲームは古賀がゲット。ファイナルゲームも攻め急がずに我慢してラリーを展開した古賀が、奈良岡を12本と突き放して優勝を決めた。
【結果】古賀穂 2(13-21,21-15,21-12)1 奈良岡功大

 男子ダブルス、竹内義憲/松居圭一郎(日立情報通信エンジニアリング)と金子真大/久保田友之祐(トナミ運輸)のB代表対決最後まで二人で攻めきった竹内/松居が優勝をつかみ取り、今年で29歳を迎える竹内と、6月に27歳になる松居。 ペア結成5年目の初タイトルに、笑顔が弾けた。
【結果】 竹内義憲/松居圭一郎 2(21-19,15-21,21-16)1 金子真大/久保田友之祐

 女子シングルスは佐藤冴香(ヨネックス)が水井ひらり(NTT東日本)を破り、2015年大会以来の優勝を果たした。
【結果】 佐藤冴香 2(21-11,21-18)0 水井ひらり

 女子ダブルスは、B代表の星千智/松田蒼(日本ユニシス)が、川添麻依子/今井莉子(丸杉Bluvic)をファイナルゲームに もつれる接戦の末に破り、2019年大会に続き大会連覇を果たした。
【結果】 星千智/松田蒼 2(23-25,21-19,21-14)1 川添麻依子/今井莉子(丸杉Bluvic)

 混合ダブルス、山下恭平/篠谷菜留と西川裕次郎/尾ア沙織のNTT東日本対決となった決勝戦。 手の内を知り尽くすペア同士だけに、立ち上がりから長いラリーが続いた。
だが、試合は徐々に山下/篠谷ペースに。篠谷は積極的に前に出てチャンスメーク。後ろで山下も精度の高いショットを繰り出してリズムをつかんだ。B代表3年目での初優勝。山下は社会人1年目のタイトルで、初々しい笑顔を見せた。
【結果】山下恭平/篠谷菜留 2(21-11,21-9)0 西川裕次郎/尾ア沙織

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