また、2月3日、バドミントンアジア連盟(BA)は2月第3〜4週にかけて開催予定だったアジア混合団体選手権の中止を発表した。
BAは、新型コロナウイルスの感染防止対策として各国・地域が渡航制限や入国後の隔離対応などを課している状況により、出場できない選手などが出てくると説明。
世界的な感染状況なども考慮したうえで、アジア混合団体の中止を決定したとしている。
男女単複、混合複の5種目で争うスディルマン杯方式のアジア混合団体は2017年にスタート。第1回大会は山口茜、橋礼華/松友美佐紀、園田啓悟/嘉村健士らの活躍によって日本が初優勝を遂げ、2年前の第2回大会は中国が優勝、日本が準優勝だった。
この大会は5月に開催されるスディルマン杯(中国・蘇州)の予選も兼ねており、本来なら大会の結果によって出場資格が与えられるが、BWFは新型コロナの影響で大陸別予選が開催できない状況を踏まえ、世界ランキングによって割り当てられた枠までのチームが、各大陸連盟の代表とすることとしている。
さらに、BAは2022年以降に開催されるアジア選手権が、Super1000と同等の扱いになることを発表(これまではSuper500と同等の扱い)、これにより獲得できる世界ランキングポイントが上昇。優勝者は、これまでの9200ポイントから一気に12000ポイントを獲得、準優勝でも10200ポイント(S500は7800ポイント)を手にすることになる。