-------------------------
ト杯・ユ杯、インドネシアと韓国も辞退!
 9月12日、BWF(世界バドミントン連盟)は10月3日からの世界国・地域別対抗戦トマス杯・ユーバー杯 (デンマーク・オーフス)にインドネシアと韓国も辞退したことを発表した。
すでにオーストラリア、台湾、タイが不参加を表明。日本協会幹部は「出場を検討中だが、各国の辞退を考えると開催は厳しいのでは」と明かした。 同大会は世界選手権と並ぶ格付け。翌週行われる予定のデンマークOPには桃田賢斗ら日本選手がすでにエントリーしている。

前回ユ杯準優勝のタイが出場辞退!
 9月7日、BWF(世界バドミントン連盟)は10月3日〜11日に開催を予定している世界国・地域別対抗戦トマス杯・ユーバー杯 (デンマーク・オーフス)に参戦予定だったタイが、出場を辞退したことを発表した。
BWFは、同国のト杯ユ杯出場の取り止めについて「新型コロナウイルスに関連する特別な状況や、主軸選手のケガなどがあった」 と説明。タイは男女ともにト杯ユ杯の出場権を手にしており、男子は日本、韓国、カナダと同じDグループに。 女子はCグループのシード国としてデンマーク、スコットランド、カナダと対戦する予定だった。
 近年、ジュニア育成が成功しているタイは国際大会のワールドツアーで各種目の選手・ペアが上位進出を果たすなど、 着々と実力を伸ばしている。2017年に開催されたユーバー杯では、元世界女王のラチャノック・インタノンらを中心に 準優勝の好成績を残しており、今大会でも上位候補として注目が集まっていた。
男子も、昨年の世界選手権男子シングルスベスト4のカンタフォン・ワンチョレンら単複で実力者を揃え、 女子同様にメダル獲得の可能性が十分にある中での欠場となった。
 なお、タイの他に台湾男女、オーストラリア男女の欠場が決まっており、予選リーグの組み合わせなどについては 今後BWFから発表される予定。

 2年に一度開催されるト杯・ユ杯は、シングルス3試合、ダブルス2試合の試合形式で勝敗を争う。 4グループ(1グループ・4チーム)に分かれて予選リーグを戦った後、上位2チームが決勝トーナメントに進出。
2018年にタイ・バンコクで開催された前回大会は、日本女子が37年ぶりに世界一を達成。日本男子も決勝で中国に敗れたものの、 準優勝の好成績を残している。
 今回は新型コロナウイルスの影響により、当初5月に開催予定だった日程が一度8月に延期。その後、世界的に感染状況が悪化した ことから10月に日程を延期していた。


△もどる