4/26;全国高校総体 中止決定!
 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて高体連(全国高等学校体育連盟)は、ことし夏の高校スポーツの総合大会、 全国高校総体(インターハイ)を中止することを決めた。全国高校総体の中止は、昭和38年に始まって以来初めて。
 ことしの夏の全国高校総体は、東京オリンピック・パラリンピックの当初の開催時期を考慮して、30の競技を21の府県に分散させ (バドは愛媛、岡山は剣道・・・)、一部の競技を除いて8月10日から24日の間に開かれることになっていた。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、高体連は大会の開催を前提に準備を進めていたが、緊急事態宣言が全国に広がり、 県やブロック単位での予選となる大会が行えない地域が相次いだことで対応を迫られていた。
 高体連は26日午後、臨時の理事会を開き、選手や大会関係者の安全を考慮して全国高校総体の中止を決めた。 全国高校総体の中止は、昭和38年に始まって以来初めてのこと。

 高校スポーツでは、高体連の加盟団体がことし3月に開く予定だった全国大会がすべて中止になったことに加え、 今回、全国高校総体も中止になったことで、3年生にとっては「最後の夏」を迎えられない厳しい現実を突きつけられる形となった。
一方、夏の全国高校野球については高野連(日本高校野球連盟)が、来月20日に開く大会の運営委員会で審議するということだが、 今回の中止の決定が影響を及ぼすのではないかという指摘も出ている。

4/24;夏の全国中学校体育大会 中止の方針で調整(中体連)
 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、中体連(日本中学校体育連盟)が愛知県などで予定していた夏の全国中学校体育大会を 中止する方針で最終的な調整を進めてい。
主催する中体連は、感染拡大を受けて大会の開催可否について検討を進めてきたが、関係者によりると予選を兼ねた近畿大会の中止が 今週決まったことなどを受け、全国中学校体育大会を中止する方針で最終的な調整を進めているということ。
 義務教育のもとで行われる中学生の大会として、公平性が担保できないことを大きな理由にあげている。中体連では、 各競技団体と最終的な調整を行い、近く正式に中止を発表する見通し。

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