全英OP2020参戦の選手が出発!
  3月8日(日)、BWFワールドツアー・ヨネックス全英OP(イングランド・バーミンガム/Super1000)に参戦する日本代表が、 開催地のイングランドに向けて出発した。3月11日から15日の5日間で開催される全英OPは、8日の時点では実施予定。
 しかし、世界中に広がりを見せている新型コロナウイルスの影響により、大会の中止・延期、無観客試合などの可能性も残されている。 不安の中での遠征となった日本選手だが、出発前に奥原希望、園田啓悟/嘉村健士、朴柱奉監督が囲み取材に応じている。
 その中で、嘉村選手が「コロナウイルスの影響で、学校などが休校する中で(自分たちは)遠征にいく。 まだ試合が行なわれるかわかりませんが、僕たちができることは、いい結果を報告することだと思う。少しでもよい結果を出して、 バドミントンができない中・高校生や社会人の方に、少しでも元気を与えられるようにしたい。結果が出せるように頑張っていきたいです。」 と語っている。
 さらに嘉村選手は続けて、練習ができない子どもたちへ、
「(全国的に)体育館などが使えない状況は続いていますが、家でできることはある。壁に(ネットの高さの)ラインを張ってサービス練習をしたり、 腹筋や背筋、基礎トレーニングをやるだけでも、練習が再開できたときのプレー(の質)が変わってくることもある。
ラケットを少しでも触ったり、寝転びながらでもシャトルを打ったり、そういうことを続ければ感覚は離れていかない。 ある程度状況が落ち着くまでは、できる範囲でいいので、ラケットとシャトルを使って遊んでおくことが大事なのかなと思います。」
とアドバイスをしてくれた。

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