2/17女子、韓国を撃破、連覇達成!(アジア団体)
 アジア団体選手権(フィリピン・マニラ)は16日、大会最終日は決勝トーナメント・決勝が行なわれた。
 日本女子。オーダーは第1シングルスに山口茜、第1ダブルスに福島由紀/廣田彩花を起用し、髙橋沙也加、志田千陽/松山奈未、大堀彩の布陣で勝負に出る。
一方、相手となった韓国も、昨季ブレイクしたアン・セヨンが第1シングルス、第1ダブルスの李紹希/申昇瓚、第2ダブルスに金昭英/孔熙容と続く。
 山口は第1ゲームを21-18で先制、第2ゲームはシーソーゲームを20オールから2連取したアン・セヨンが制し、勝負はファイナルゲーム。 最終ゲームは、アン・セヨンが前半でリードを広げたが、ここから7連続得点をあげた山口が逆転、中盤は再び15オール。16-20で追いつめられた山口は、1点ずつ差をつめて20オールに持ち込んだ。 さらに21オールとした山口は、ここから2連続ポイントを奪って起死回生の勝利を手にした日本が、先制ポイントをつかんだ。
 続く第1ダブルスの福島/廣田が、李紹希/申昇瓚を相手に21-16,21-16の2-0で強敵を下し優勝に王手をかけた。
勝てば連覇達成という場面で登場の第2シングルスの髙橋は、韓国のベテラン・成池鉉に、第1ゲームを押し切って21-16で先制。 第2ゲームも序盤から点差を広げた髙橋が21-12で勝利し、日本が韓国を3−0で退けて2連覇を達成した。

2/16女子、マレーシアを破り、決勝へ!(アジア団体)
 アジア団体選手権(フィリピン・マニラ)は15日、大会5日目をむかえ、決勝トーナメント・準決勝が行なわれた。
 男女ともに準決勝に進出した日本勢は、先に女子がマレーシアと対戦。予選リーグでは3-2で勝利した相手に対し、日本は第1シングルスに山口茜。
対戦相手も、その予選で山口から勝利を奪ったソニア・チアをぶつけてきた。山口は第1ゲーム17本に抑えて制すると、第2ゲームも21-18で振り切って勝利した。
第1ダブルスの福島由紀/廣田彩花が11本、4本で快勝。続く第2シングルスの髙橋沙也加も21-13,21-13で白星をつかみ、日本が3-0でマレーシアを退けた。
女子のもう一つの準決勝は、韓国が3-1でタイを撃破。決勝は日本と韓国のライバル対決となった。

 男子の準決勝もマレーシアとの勝負。第1シングルスの常山幹太が相手の1番手、リー・ジジャに11-21,21-8,11-21で敗戦。 続いて登場した第1ダブルスの保木卓朗/小林優吾も、世界ランク8位のA・チア/ソーWYに18-21,15-21の0-2で敗戦し、日本は苦境に・・・。
続いて第2シングルスの西本拳太に期待を託すも、格下のチャム・ジュンウェイにファイナル勝負で敗れ、日本は0-3で敗戦、ベスト4に終わった。
 インドネシアとインドの準決勝は、インドネシアが3-2で勝利し決勝へ進出。インドネシアは大会2連覇に王手をかけている。

2/15男女とも準決勝進出!(アジア団体)
 アジア団体選手権(フィリピン・マニラ)は14日、大会4日目をむかえ、決勝トーナメント・準々決勝が行なわれた。
 予選リーグでグループW1位の女子の日本はインドネシアと対戦。
第1シングルスは前日のマレーシア戦で黒星を喫した山口茜だったが、この日は快勝。9本、15本でまずは1勝。
続く第1ダブルス、前日に引き続き福島由紀/廣田彩花。インドネシアのエースであるポリイ/ラハユとの勝負となったが、 第1ゲーム21-19の接戦を切り抜けると、第2ゲームは15本に封じてストレート勝ち。
 第2シングルスの髙橋沙也加も世界ランク37位のルセルリ・ハルタワンを2-0で一蹴。日本が3-0でインドネシアを下して 準決勝進出を決めた。
 このほか、準決勝に勝ち進んだのは、マレーシア、タイ、韓国。日本は準決勝で、予選リーグで勝利を飾っているマレーシアと再戦することが決まった。

 予選リーグではタイに1-4で敗れた日本男子。決勝トーナメントには2位通過で進み、準々決勝で台湾と対戦した。
第1シングルスは、タイ戦で敗れている常山幹太が台湾のエース、周天成との勝負に挑む。常山が第1ゲームを21-12で先制すると、 第2ゲームは先行する常山を周天成が追いかける展開となったが、最後に抜け出したのが常山。18-17から3連続ポイントで決着をつけ、貴重な先制ポイントをつかんだ。
 続いて登場した第1ダブルスの保木卓朗/小林優吾は、台湾の1番手ダブルス王齊麟/李洋に21-11,17-21,1-21で惜敗。
第2シングルスはマレーシア戦で温存されていた西本拳太、王子維と激突。昨年末のワールドツアーファイナルズを戦っている 実力者を相手に、第1ゲームを失った西本。しかし、第2ゲームでは22-20で接戦を切り抜け、ファイナルゲームも21-14で勝利し貴重な2勝目を上げた。
第2ダブルスの古賀輝/齋藤太一は、廖敏竣/蘇敬恒に対し、第1ゲームは26-28で屈したが、2、3ゲームは21-16、21-13と逆転勝利。3-1で日本が準決勝進出を決めた。
 このほか、準決勝にコマを進めたのは、マレーシア、インド、インドネシア。日本は韓国を退けたマレーシアと準決勝を戦う。
 なお、上位に進んだ4チームは、5月に開催されるトマス杯(デンマーク・オーフス)の出場資格を手にしている。

2/14女子、マレーシアに3-2!(アジア団体)
 アジア団体選手権(フィリピン・マニラ)は13日、大会3日目が行なわれ、日本は第1シードの女子が予選グループWでマレーシアと対戦した。
 第1シングルスに登場した山口茜は、世界ランク31位のソニア・チアにファイナルゲーム18本で黒星。
第1ダブルスの福島由紀/廣田彩花、そして第2シングルスの髙橋沙也加が2-0のストレートで白星を奪い返し、日本は流れを掴んだ。
勝てば日本の勝利が決まる第2ダブルス、今季A代表として団体戦初選出された志田千陽/松山奈未が世界ランクで下位ペアに対し、 第1ゲームを志田/松山が制したものの、第2ゲームは18-21で取られ。そのファイナルゲームは後半、相手の追い上げを振り切った志田/松山が、21-16で勝利をつかんだ。
これにより、日本の勝利は確定したが、最後の第3シングルス、大堀彩はストレート負け、最終結果は日本の3-2。1位通過での決勝トーナメント・準々決勝進出が決まった。

 リーグ戦後、決勝トーナメントの組み合わせが決定。日本女子はグループY2位のインドネシアと準々決勝で激突。 2位通過だった男子は、グループC1位の台湾との対戦が決まった。
■準々決勝・組み合わせ
【男子】
インドネシア(A組1位)-フィリピン(C組2位)、タイ(D組1位)-インド(B組2位)、マレーシア(B組1位)-韓国(A組2位)、台湾(C組1位)-日本(D組2位)
【女子】
日本(W組1位)-インドネシア(Y組2位)、台湾(Z組1位)-マレーシア(W組2位)、タイ(Y組1位)― カザフスタン(X組2位)、韓国(X組1位)-シンガポール(Z組2位)

2/13男子、タイに敗れる!(アジア団体)
 アジア団体選手権(フィリピン・マニラ)は12日、大会2日目が行なわれ、日本の男子は第2シードの強豪タイと対戦。
桃田賢斗、園田啓悟/嘉村健士ら世界ランキング上位の単複エースが不在のなか、若手選手が中心となって挑んだが、 序盤から苦戦をしいられた。
第1シングルスの常山幹太は、昨年の世界選手権銅メダルのカンタフォン・ワンチョレンに0-2のストレート負け。
続く第2ダブルスも、保木卓朗/小林優吾がベテランのボディン/マニーポンに19本、18本のストレートで敗戦した。
あとがなくなった日本、第2シングルスの渡邉航貴が昨年の世界ジュニアで3連覇を達成したクンラビット・ビティサランに1-1からのファイナル勝負に最後は9本で敗戦。 0-3で黒星が決まった日本は、その後の第2ダブルスに出場した古賀輝/齋藤太一も敗れ、第3シングルスの奈良岡功大が2-0で勝利。一矢報いたが、 日本は1-4で敗れてリーグ2位通過が決まった。
※日本女子は13日にマレーシアと対戦

2020/2/11アジア団体開幕!(トマス杯・ユーバー杯予選)
 2月11日に開幕するアジア団体選手権(フィリピン・マニラ)は、開催国のフィリピン政府が、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、 中国、香港などからの入国を禁止する措置をとった影響により、今大会参戦予定だった中国と香港が欠場。
男子はこの2カ国が同じグループリーグだったことから組み合わせの再抽選を行なった。なお、女子は出場辞退のインドを含めた3カ国が欠場。 その3カ国は最初の抽選で各リーグに分かれていたため、再抽選は行なわれていない。
 アジア団体選手権は5月16日~24日、デンマーク・オーフスで開催される世界国・地域別団体戦トマス杯・ユーバー杯の出場権を手にすることができる大会。
試合は男女ともにシングルス3、ダブルス2の合計5試合の結果で勝敗が決まる。4つあるグループリーグの上位2チームが決勝トーナメントに進出し、 上位4チームにはト杯ユ杯の出場資格が与えられる。
【男子】
▼グループA/インドネシア、韓国
▼グループB/インド、マレーシア、カザフスタン
▼グループC/台湾、シンガポール、フィリピン
▼グループD/日本、タイ
※日本男子は12日にタイと対戦
【女子】
▼グループW/日本、マレーシア
▼グループX/韓国、カザフスタン
▼グループY/タイ、インドネシア、フィリピン
▼グループZ/台湾、シンガポール
※日本女子は13日にマレーシアと対戦

 第2シードの日本男子は前回と同じグループDとなり、タイと同組になった。グループDは2チームのみため、決勝トーナメント進出はほぼ確定。
12日にタイと対戦し、勝てば1位通過で決勝トーナメントに進むことになる。
 今大会第1シードの女子は、グループWでマレーシアと対戦。試合は13日に行なわれる。女子は同組に入っていた香港が欠場となったため、 日本とマレーシアの2チームでリーグ戦を戦うことになった。
 アジア団体選手権は、5月16日~24日までデンマーク・オーフスで開催される世界国・地域別団体戦トマス杯・ユーバー杯の出場権を手にすることができる大会。
試合は男女ともにシングルス3、ダブルス2の合計5試合の結果で勝敗が決まる。4つあるグループリーグの上位2チームが決勝トーナメントに進出し、 上位4チームにはト杯ユ杯の出場資格が与えられる。
■日本代表の派遣選手
<男子>西本拳太(トナミ運輸)、常山幹太(トナミ運輸)、渡邉航貴(日本ユニシス)、奈良岡功大(浪岡高3年)
遠藤大由(日本ユニシス)、保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)、古賀輝/齋藤太一(NTT東日本)
<女子>山口茜(再春館製薬所)、大堀彩(トナミ運輸)、髙橋沙也加(日本ユニシス)、郡司莉子(八代白百合学園高2年)
松本麻佑/永原和可那(北都銀行)、福島由紀/廣田彩花(アメリカンベイプ岐阜)、志田千陽/松山奈未(再春館製薬所)


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