【11/25NetNews】常山、志田/松山がV(韓国マスターズ)
11月19日から24日までBWFワールドツアー・韓国マスターズ(Super300)が光州市で開催された。日本はB代表選手らを派遣、一部A代表選手も自費参戦した。
 男子シングルスの常山幹太は、2回戦でインドのスリカンス・キダムビ(インド)を2−0で下して勢いにのると、準決勝では 中国の若手・陸光祖をファイナルゲーム17本で退けて久々の決勝に進出。決勝の相手は中国のレジェンド・林丹。第1ゲームから接戦を繰り広げ、 前半は互いにポイントし8オールとしたが、ここから常山が7連続ポイントで一気に引き離す。しかし林丹も連続ポイントで17オールに追いつく。 最後は22オールから2連取した常山が第1ゲームを先制。第2ゲームもお互いに譲らない展開となったが、中盤から抜け出した常山がレジェンドを12本に 抑えて勝利し、昨年7月のタイOP(Super500)以来となる頂点に立った。
 日本人対決となった女子ダブルスは、B代表の志田千陽/松山奈未が橋礼華/松友美佐紀から勝利を奪い、今年のUSOP(Super300)以来の優勝を飾った。 東京五輪への激しい出場権争いを演じている橋/松友にとっては、ここで優勝を飾り、先行する福島由紀/廣田彩花、松本麻佑/永原和可那に一歩でも近づきたいところだったが、 その前に立ちはだかったのが志田/松山だった。第1ゲームは橋/松友が21-15で制したが、第2ゲームはチャレンジャーの志田/松山が17本で奪い返す。 最終ゲーム、橋/松友がリードしながら試合は進んだが、中盤13-14から4連続ポイントの志田/松山。橋/松友に18オールまで並ばれたが、 最後は志田/松山が3連取して勝利、68分の激闘の末に下した志田/松山が今季2つ目の栄光を手にした。
 他の種目の優勝者(組)は、女子シングルスがアン・セヨン(韓国)、男子ダブルスが王齊麟/李洋(台湾)、混合ダブルスがケ俊文/謝影雪(香港)

▼日本選手の結果は次のとおり
【男子シングルス】常山幹太…優勝、渡邉航貴…ベスト8、西本拳太…2回戦、坂井一将…1回戦(途中棄権)
【女子シングルス】山口茜…ベスト4、川上紗恵奈…ベスト4、大堀彩…1回戦敗退
【男子ダブルス】井上拓斗/金子祐樹…2回戦、古賀輝/齋藤太一…2回戦、小野寺雅之/岡村洋輝…1回戦敗退、金子真大/久保田友之祐…1回戦敗退
【女子ダブルス】志田千陽/松山奈未…優勝、橋礼華/松友美佐紀…準優勝、荒木茜羽/今井莉子…2回戦、星千智/松田蒼…2回戦
【混合ダブルス】岡村洋輝/星千智…2回戦、権藤公平/栗原文音…1回戦敗退


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