〔3月11日(月)結果〕桃田、全英も制す!(全英OP)
 3月10日深夜、イングランドのバーミンガムで開催中の全英オープン、最終日は各種目の決勝が行われた。
 男子シングルスの桃田賢斗はアクセルセン V.(デンマーク)に21-11で1ゲームを取り幸先良いスタート、だが、2ゲーム15本で抑えられファイナルへ。 最後は中盤まで拮抗しながら、後半桃田が7連続ポイントを上げ、21-15で勝利を掴みビッグタイトルを手に入れた。100年以上の歴史をもつ全英の男子シングルスで日本人の優勝は初の快挙。

 女子ダブルス、松本麻佑/永原和可那は昨日、福島/廣田を破った陳清晨/賈一凡(中国)。
1ゲーム目を21-18で先取した松本/永原、2ゲーム目は一進一退の展開で11-11に。その後も15-15、18-18、20-20と接戦。20-22で取られてしまう。 ファイナルゲームも、いきなり6本取られ、追いかける展開に・・・。1-7、4-11と引き離されて折返し。8-12と徐々に挽回したが、再び中国ペアの攻勢で11-18から 一気に抜け出されて敗れ、優勝を逸した。

 混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗と鄭思維/黄雅瓊(中国)との決勝は、17-21,20-22で一歩及ばず連覇はならなかった。

 女子シングルスは、準決勝で奥原希望を破った陳雨菲が、山口を破った戴資穎に勝ち、戴資穎の3連覇を阻止した。
 男子ダブルスは、2014年全英覇者のセティアワン/アッサン(インドネシア)が2−1でマレーシアの新鋭チア/ソーWY(マレーシア)を破り、2度目の頂点。

〔3月10日(日)NetNews〕3種目で決勝に残る!(全英OP)
 3月9日、イングランドのバーミンガムで開催中の全英オープン、大会4日目は各種目準決勝が行われた。日本との時差は9時間なため、日本時間では深夜の開催。
 男子シングルスの桃田賢斗は伍家朗(香港)との準決勝で、1ゲーム目序盤からリードを許していたが13-13で追いつき、21-19で先制した。
2ゲーム目は11-5、14-6、18-8と桃田のペースの展開となり、最後は11本に抑えて快勝した。明日の決勝は石宇奇(中国)を2−1で破ったアクセルセン V.(デンマーク) 。
 男子ダブルスの園田啓悟/嘉村健士はインドネシアのアフサン M./セティアワン H.に19本、16本でストレート負けした。
 女子シングルス、山口茜は戴資穎(台湾)に12-21,21-10,8-21で敗れた。奥原希望も陳雨菲(中国)に17本、11本で完敗して決勝進出はならなかった。
 女子ダブルス、松本麻佑/永原和可那と米元小春/田中志穂の準決勝は、松本/永原が11本、12本で快勝し、決勝へ進出を決めた。
福島由紀/廣田彩花は陳清晨/賈一凡(中国)に18-21,21-23で一歩及ばなかった。
 混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗とゴー S.H./ライ S.J.(マレーシア)は、渡辺/東野が16本、13本で危なげなく勝利した。明日の最終日は鄭思維/黄雅瓊(中国)との決勝に臨む。

〔3月9日(土)NetNews〕女子複、ベスト4に3組!(全英OP)
 3月8日、イングランドのバーミンガムで開催中の全英オープン、大会3日目は各種目準々決勝が行われた。日本との時差は9時間なため、日本時間では深夜になる。
 男子シングルス、桃田賢斗はスリカンス・キダムビ(インド)を12本、16本のストレートで破ったが、常山幹太は石宇奇(中国)に14本、7本で完敗した。 桃田は伍家朗(香港)との準決勝に臨む。
 男子ダブルスの園田啓悟/嘉村健士は韓呈ト/周昊東(中国)に2−0で快勝、準決勝ではインドネシアのアフサン M./セティアワン H.と対戦する。
 女子シングルス、奥原希望は李雪ゼイ(中国)に17本、14本で勝利し、山口茜も何冰嬌(中国)に21-16,19-21と1−1になったものの、最後は21-12で突き放してベスト4進出。
山口は戴資穎(台湾)と、奥原は陳雨菲(中国)との準決勝。
 女子ダブルス、福島由紀/廣田彩花はG・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)に17-21,21-15,21-19と接戦をものにし、松本麻佑/永原和可那もリ ウェンメイ/鄭雨(中国) に2−0、米元小春/田中志穂もプラディプタ/イスタラニ(インドネシア)に2−0のストレートで勝ち、ベスト4へ進出した。
準決勝は、松本/永原−米元/田中、福島/廣田−陳清晨/賈一凡(中国)で行われる。
 混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗とアーマド/カンドウ(インドネシア)の対戦は、24-22,21-19と2−0で逃げ切って、明日のゴー S.H./ライ S.J.(マレーシア)戦に臨む。

〔3月8日(金)NetNews〕桃田、奥原ら順当に2回戦突破!(全英OP)
 3月7日、イングランドのバーミンガムで開催中の全英オープン、大会2日目は各種目2回戦が行われた。日本との時差は9時間なため、日本時間では深夜になる。
 男子シングルス、桃田賢斗とカンタフォン・ワンチョレン(タイ)の対戦は2−0で勝利、西本拳太と常山幹太の日本人対決は常山が19本、13本に抑えて3回戦へ進出した。
 男子ダブルス、遠藤大由/渡辺勇大はゴーVS/タンWK(マレーシア)に18本、19本のストレートで敗れた。園田啓悟/嘉村健士とボー/モーゲンセン(デンマーク)は、 21-14,21-16でソノカムが勝利し、ベスト8入りした。
 女子シングルス、奥原希望と橋沙也加の日本人対決は、21-14,23-21で奥原が勝ち、山口茜はミア・ブリックフェルト(デンマーク)にストレート勝ちしたが、 大堀彩は陳雨菲(中国)に1ゲーム目が6本と押さえ込まれ、2ゲーム目は17本で取り返したが、ファイナルゲームは19-21で一歩及ばなかった。
 女子ダブルス、福島由紀/廣田彩花はレフィール/トラン(フランス)に21-16,19-21,21-13の2−1で、松本麻佑/永原和可那は金昭英/孔熙容(韓国)に 24-22,21-14のストレートで破った。米元小春/田中志穂はボロトワ/デフレトワ(ロシア)に15本、9本で快勝した。
 混合ダブルス、渡辺勇大/東野有紗は魯ト/陳露(中国)に21-12,21-23,21-17と激戦を制したが、権藤公平/栗原文音は鄭思維/黄雅瓊(中国)に1、2ゲームとも10本で完敗した。

〔3月7日(木)NetNews〕1回戦スタート(全英OP)
 3月6日、イングランドのバーミンガムでシーズン最初のビッグイベントである全英オープンが開幕した。
大会ランクはSuper 1000で伝統・格式でバドミントン界最高峰の大会である。イギリスと日本との時差は9時間なため、日本時間では深夜になる。
 1回戦の日本人選手の試合は次の通り。
 男子シングルス、桃田賢斗(第1シード)はコーシット・ペッパダブ(タイ)に2−0で快勝。西本拳太と孫完虎(韓国)の試合は1ゲーム目23-21で西本が逃げ切り、 2ゲーム目は14-5で進んでいた時点で孫が棄権、西本の2回戦進出が決まった。常山幹太は林丹(中国)に19-21,21-14,21-7で勝利し、2回戦で西本と対戦する。 坂井一将はヤン・ヨルゲンセン(デンマーク)に終始押され気味、10-21,17-21で完敗。
 男子ダブルス、遠藤大由/渡辺勇大はオンYS/テオEY(マレーシア)に2−1で逃げ切り、園田啓悟/嘉村健士(世界ランク3位)と保木卓朗/小林優吾のトナミ運輸チーム同士の対戦は、 保木/小林も17-21,21-19と互角の展開を演じたが、最後は園田/嘉村が21-9の貫禄勝ち。
井上拓斗/金子祐樹はイワノフ/ソゾノフ(2016年全英王者・ロシア)に21-15,19-21,16-21と惜敗した。
 女子シングルス、山口茜はビートリツ・コラレス(スペイン)に21-15,21-18、高橋沙也加はゴー・ジンウェイ(マレーシア)に、大堀彩もソニア・チア(マレーシア)に2−0のストレート勝ちで2回戦進出。 奥原希望(第2シード)もグレゴリア・マリスカ(インドネシア)に2−0で白星スタートし、4人揃って2回戦進出を決めた。
 女子ダブルス、福島由紀/廣田彩花(第1シード)はエン・シーイン/ン・ツィヤウ(香港)に17本、12本で快勝したが、松友美佐紀/橋礼華(第2シード)は難敵ジュン・キュンユン/ジャン・イェナ(韓国)に17-21,21-16,19-21で敗戦、 1回戦で姿を消した。
田中志穂/米元小春はボンナッパ/レッディ(インド)に16-21,28-26,21-16ときわどい試合で逃げ切った。松本麻佑/永原和可那と櫻本絢子/高畑祐紀子の日本ペア対決は21-18,21-16で松本/永原の勝利。
 混合ダブルス、全英OP連覇をねらう渡辺勇大/東野有紗(第3シード)はクリスチャンセン/ペデルセン(デンマーク)に1ゲーム目を22-20と苦戦、2ゲーム目は21-23で落とした。 ファイナルゲームは有利に展開、21-14で勝利した。権藤公平/栗原文音とノアー/トゥーグセン(デンマーク)は、1ゲーム途中で相手ペア棄権のため権藤/栗原の不戦勝。
保木卓朗/永原和可那もチャン・ペンスン/ゴー・リューイン(マレーシア)に苦戦、1ゲーム目から一進一退の攻防で19本で逃げ切ったが、2ゲーム目は10-21と相手ベアのペース、ファイナル勝負へ。 ファイナルゲームも接戦、10-11で折返し、一度は14本で逆転に成功したが、最後は22-20で惜敗した。 金子祐樹/松友美佐紀はデチャポル/サプシリー(タイ)に0−2で完敗した。

〔3月4日(月)NetNews〕6日から全英OP!
 3月6日〜3月10日にイングランドのバーミンガムでシーズン最初のビッグイベントである全英オープンが開催される。 大会ランクはSuper 1000で、世界最古のバドミントンオープン大会として伝統と格式は世界選手権をもしのぐバドミントン界最高峰の大会である。
109回目の開催となる今大会もシーズンの本格開始を告げる大会として、日本代表をはじめ世界トップ選手が一堂にエントリーして、 バドミントン界の頂点を目指す。
エントリーの日本人選手は次の通り。
[男子シングルス]桃田賢斗(NTT西日本)、西本拳太(トナミ運輸)、常山幹太(トナミ運輸)、坂井一将(日本ユニシス)
[男子ダブルス]遠藤大由/渡辺勇大(日本ユニシス)、保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)、園田啓悟/嘉村健士(トナミ運輸)、井上拓斗/金子祐樹(日本ユニシス)
[女子シングルス]山口茜(再春館製薬所)、高橋沙也加(日本ユニシス)、大堀彩(トナミ運輸)、奥原希望(太陽ホールディンクス)
[女子ダブルス]福島由紀/廣田彩花(岐阜トリッキーパンダース)、松友美佐紀/橋礼華(日本ユニシス)、田中志穂/米元小春(北都銀行)、松本麻佑/永原和可那(北都銀行)、 櫻本絢子/高畑祐紀子(ヨネックス)
[混合ダブルス]渡辺勇大/東野有紗(日本ユニシス)、金子祐樹/松友美佐紀(日本ユニシス)、権藤公平/栗原文音(トナミ運輸/日本ユニシス)、 保木卓朗/永原和可那(トナミ運輸/北都銀行)


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