アジア大会

 【8/22NetNews[速報]】女子、中国を破り48年ぶり金!
 大会4日目の22日、団体戦の決勝が行われ、日本女子は5連覇中の中国を3−1で下して金メダルを勝ち取った。
 第1シングルス、山口茜はチェン・ユーフェイに15本、12本で敗れ、中国に先制を許した。
 第1ダブルスは現世界ランク1位の福島由紀/廣田彩花と前世界1位のチェン・チンチェン/ジア・イーファンをつきはなし、21-12,21-17のストレート勝ちしてスコアを1−1に。
 奥原希望の第2シングルス。世界選手権銅メダルのホー・ビンジャオとの試合はファイナルゲーム勝負に。後半追い上げられたが15本で逃げ切り勝利し、貴重なポイントをもたらした。
第2ダブルスの高橋礼華/松友美佐紀は安定した試合運びで中国の若手ペアにストレート勝ちし、48年ぶり金メダルに輝いた。

 明日からは個人戦が始まる。

 【8/22NetNews】日本女子が決勝へ!
 大会3日目の21日、男女団体の準決勝が行われ、日本女子はインドネシアを3−1で下して決勝に進んだ。
22日の決勝では1970年大会以来の金メダルを目指し、5連覇中の中国と対戦する。
 第1シングルス、山口茜(再春館製薬所)は勢いのある世界ジュニアチャンピオン、グレゴリア・マリスカ・トゥンジュンと対戦。 第1ゲームを16-21で落とし、2ゲーム目は21-9で盛り返したが、ファイナルゲームも最後は18本で敗れた。
 第1ダブルスの福島由紀/廣田彩花(岐阜トリッキーパンダース)はポリー/ラハユ相手に21-13,21-12のストレートで破りスコアを1−1に。
 奥原希望(日本ユニシス)で挑んだ第2シングルス。フィトリアニに第1ゲームを19-21で先制されるが、第2ゲームを4本、ファイナルゲームも10本で奪取、 第2ダブルスの高橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス)につないだ。世界ランク2位の高橋/松友は13本、10本の貫禄勝ちし、2006年以来、12年ぶりとなる決勝進出を決めた。
 男子の対戦相手も地元インドネシア。

日本時間20時から始まっている日本男子のオーダー:
第1単;桃田、第1複;園田/嘉村、第2単;西本、第2複;井上/金子、第3単;常山
 女子同様に完全アウェーの状況のなか、第1シングルスで桃田賢斗がアンソニー・シンスカ・ギンティンに2−1で勝利。14本で先行され、14本で 取り返した後、ファイナルゲームは8-15から大逆転勝ち、21-16で苦しみながらも貴重な先制ポイントをつかんだ。
 第1ダブルスの園田/嘉村は、世界ランク1位のギデオン/スカムルヨに0−2で敗戦。第1ゲームは18-21まで競ったが、第2ゲームは相手の勢いを止められず12本で敗れた。
 次は第2シングルスの西本拳太、1ゲーム目は15-21。勢いづいたジョナタン・クリスティを止められず、ストレート負けを喫した。
 今大会初めて出番が回ってきた第2ダブルスの井上/金子。元世界王者セティアワン/アーサンを抑えて団体メンバー入りしているアルディアント/ファジャルに敗れ、 日本の敗戦[1−3]が決まり、銅メダルとなった。

   【8/20NetNews】男女ともメダルを確定!
 大会2日目の20日は、男女団体戦の準々決勝。午前の部に第1シードで準々決勝が緒戦となった日本女子が登場。今年5月、37年ぶりにユーバー杯を制し、 今大会も頂点をめざす日本は強国のインドと対決した。
 重要な第1シングルス、日本は世界選手権銅メダリストの山口茜、対する相手はその準決勝で敗れているプサルラ・V.シンドゥ。 山口は序盤から持ち味のねばり強さとアグレッシブなプレーだったが、第1ゲームは18オールから相手からの攻撃で抜け出されて落とす。 第2ゲームも19オールから2連続得点を許してストレート負けで、シンドゥが先制に成功した。
 エース対決に敗れた日本だが、焦りはなかった。第1ダブルスの福島由紀/廣田彩花は格下のレッディー/サラを15本、6本と圧倒して日本に流れを引き戻す。
続く第2シングルスの奥原希望も強敵のサイナ・ネワールを2−1で撃破して日本の勝利に王手をかけた。
 次に登場したのは、橋礼華/松友美佐紀だ。経験、実績ともに豊富な二人はダブルスの名手、ポンナッパとシンドゥが組む即席ペアを13本、12本と攻略し、2−0。 日本が3−1でインドに勝利し、明日21日に行なわれる準決勝に駒を進めた。
なお、アジア大会は順位決定戦が行なわれないため、前回銅メダルの日本は2年連続となるメダルが確定した。
 男子も韓国に3−0で勝ち、準決勝進出を決めた。この種目で48年ぶりのメダル獲得が決まった。
 第1試合のシングルスで桃田賢斗が孫完虎に21-16、21-14と桃田のペースで快勝。
 第1ダブルスの園田啓悟/嘉村健士は若手ペアの金元昊/カン・ミンヒュクに対して得意の低空戦から攻撃し、第1ゲームは21-13。 第2ゲームは前半こそもつれたが、後半は落ち着いてドライブ合戦を制して再び21-13、2勝目を手にした。
 第2シングルスの西本拳太、同世代の許p熙と対戦。第1ゲームは失点も重なり21-19の接戦をなんとか先制。第2ゲームはテンポよく攻め立て、 終始自分のペースを守りきり21-9でチームの勝利を決める白星をつかんだ。
21日は、準決勝でインドネシアと対戦する。

 【8/19NetNews】男子、マレーシアに快勝!
 4年に一度行なわれるアジア大会が8月18日にインドネシア・ジャカルタで開幕。バドミントン競技は19日から22日まで団体戦、23日〜28日まで個人戦を実施する。
初日の19日、初優勝をめざす日本男子が登場し1回戦から強敵のマレーシアと激突した。
 第1シングルスで日本の先陣は世界選手権王者の桃田賢斗。相手は同大会銅メダリストのダレン・リュウ。世界選手権の準決勝で退けている相手に対し、 ここでも桃田が強さを見せた。第1ゲームは積極的に攻めて13本で先制。第2ゲームは中盤まで競り合ったが、桃田は冷静にラリーを構築。 最後は14本に抑えて貴重な先制点を得た。
 この追い風に乗って第1ダブルスの園田啓悟/嘉村健士、世界選手権銀メダリストの二人は集中して試合に入り、ソノカムらしい高速ダブルスを駆使。 リオ五輪銀メダリストのゴーWS/タンWKに対しても巧みに攻撃出し、2ゲームともに18本で勝利を決めた。
 勝てば日本の勝利が決まる第2単には、西本拳太が登場。186センチの長身からアグレッシブに攻めてくる若手のリー・ジジャに対して苦んだが、18本、17本のストレート勝ち。 日本が3連勝で準々決勝進出を決めた。強国のマレーシアに快勝した日本は、明日20日の準々決勝で韓国VSタイの1回戦の勝者とメダルをかけて争う。

 【8/18NetNews】アジア大会、団体組み合わせ決定!
 8月19日にインドネシア・ジャカルタで開幕する「第18回アジア大会」。その団体戦の組み合わせが決定した。
5月のユーバー杯で世界一に輝いた日本女子は第1シードとなり、2回戦でインドと対戦。男子は第3シードの権利を得たものの、 1回戦からマレーシアと対戦することが決まった。なお、マレーシアはリー・チョンウェイの欠場を発表している。
 アジア大会の団体戦はトーナメント形式で行なわれ、シングルス3試合、ダブルス2試合で勝敗を争う(先に3勝したチームが勝利)。
男子は13チーム、女子は11チームが参戦。22日に男女の決勝戦が行われる。
 個人戦は23日から開始。

【団体戦・男子】
1回戦:香港 - モンゴル、ネパール - パキスタン、韓国 - タイ、マレーシア - 日本、モルディブ - インド

【団体戦・女子】
1回戦:香港 - インドネシア、パキスタン - 台湾、モルディブ - ネパール
※日本は2回戦から登場し、インドと対戦する。


△もどる