世界バドミントン選手権大会
(2018 TOTAL BWF World Championships)
[8/5netnews]桃田、松本/永原が初V
8月5日に開催された世界選手権(中国・南京)最終日は、各種目決勝が行なわれた。
男子シングルスの桃田賢斗は石宇奇(中国)との戦い。完璧な展開で世界ランク3位の石宇奇を攻める。11本、13本で制し、初優勝を飾った。

最終試合となった男子ダブルス。園田啓悟/嘉村健士と李俊輝/劉 Y.(中国)との対戦。序盤から追いかける展開となり、11-15からは
じりじりと引き離されて21-12で先制される。2ゲーム目は1点の取り合いで試合は進む。12オールで追いつき、15-14と初めて逆転。
18-15、19-17、と進んだが、最後は4点連取されストレートで敗れ、準優勝に終わった。
初出場ながら勢いに乗る松本麻佑/永原和可那。女子ダブルスで先輩の福島由紀/廣田彩花殿勝負は激しい点の取り合いに。福島/廣田
が1ゲーム目を19本で先取する。2ゲーム目は松本/永原が逆に19本で抑えて、勝負はファイナルゲームへ。
そのゲームも延長までもつれ、最後は22−20で松本/永原が優勝。女子ダブルスは金・銀・銅メダルを獲得した。

女子シングルスはスペインのマリンがプサルラ・V.シンドゥ(インド)を2−0で破って優勝。
混合ダブルスは、中国ペア同士の決勝で、鄭思維/黄雅?(王に京)が王懿律/黄東萍をストレートで破っている。
[8/4netnews]桃田完勝で決勝へ!
8月4日に開催された世界選手権(中国・南京)6日目は、各種目準決勝が行なわれた。
男子シングルスの桃田賢斗は昨日常山幹太が敗れたダレン・リュー(マレーシア)が相手。桃田のペースで試合が展開し16本、5本で快勝し、
明日の石宇奇(中国)と優勝を争う。

女子シングルスの山口茜は昨日奥原を破ったプサルラ・V.シンドゥ。16本で1ゲーム目を先取され、2ゲーム目は追い上げていったが、
22-24で敗れて決勝進出を逃した。
男子ダブルスの園田啓悟/嘉村健士は昨日井上/金子が敗れた陳宏麟/王齊麟(台湾)と対戦。昨日からの調子の波は続き、
17本、10本で抑え、決勝進出となった。
女子ダブルス、松本麻佑/永原和可那はポリー G. / ラハユ A. (インドネシア)と対戦し、21-12で1ゲーム取った後、
2ゲーム目は大激戦に。最後は23-21で振り切って決勝は日本人ベア対決となり、金、銀メダルを確定させた。
福島由紀/廣田彩花と米元小春/田中志穂との日本人ベア対決での準決勝。19本、15本のストレートで福島/廣田が勝ち、
松本/永原と優勝を争う。

[8/3netnews]女子3組がベスト4!
8月3日に開催された世界選手権(中国・南京)5日目は、各種目準々決勝が行なわれた。
男子シングルス、常山幹太はダレン・リュー(マレーシア)に20-22,23-21ときわどい試合で1−1、第3ゲームも20-20と緊迫した展開になった。
最後は2本押し切られて22−20で惜敗した。
桃田賢斗はサイ・プラニース.B(インド)との対戦。1、2ゲームとも12本の快勝で明日の準決勝に臨む。準決勝の相手は常山幹太が敗れた
ダレン・リュー。
女子シングルスの奥原希望はプサルラ・V.シンドゥ(インド)に17本、19本のストレートで敗れた。
山口茜は陳雨菲(チェン・ユフェイ ;中国)との勝負。13本で1ゲームを取ったものの、2ゲーム目17本で取られ、ファイナル勝負。
最後は21-16で抑えてベスト4入りした。明日の準決勝は奥原を破ったプサルラ・V.シンドゥ。
男子ダブルス。園田啓悟/嘉村健士は世界ランク1位のギデオン/スカムルヨ(インドネシア)と対戦、21-19,21-18の2−0で勝ち銅メダル以上が確定し、準決勝に臨む。

井上拓斗/金子祐樹は陳宏麟/王齊麟(台湾)に1ゲーム11本で抑えられ、2ゲーム目は17本と取り返したが、ファイナルゲームは再び
13本に抑えられてベスト4入りはならなかった。
女子ダブルス、前回銅メダリストの橋礼華/松友美佐紀を破って勢いに乗る松本麻佑/永原和可那。
相手は世界ランキング7位でタイのエース格ジョンコパン/ラウィンダ、要所でポイントをつかんだ日本ペアは安定したレシーブでタイの攻撃を跳ね返し
21-12で第1ゲームを奪い、第2ゲームはシーソーゲームになったが、最後はタイの連続攻撃を松本/永原が堅いレシーブで返し、
20オールの緊迫した場面でもしっかり攻撃のチャンスを作り、22-20で勝利し、初出場の世界選手権でメダルを確定させた。
米元小春/田中志穂はプラディプタ/ハリス(インドネシア)に1ゲーム目を17本で取られる。2ゲームは逆に自分たちのペースで12本で奪取、
ファイナルへ。11-10で迎えた中盤から13-13と接戦、そこから3連続ポイントなどで3本差で終盤へ。一気に19-14へ押し込み、
最後は21-15で振り切って勝利した。
福島由紀/廣田彩花の試合は深夜、インドネシアのアワンダ/イストラニと対戦。17本、15本のストレートで破り、先に試合を終えていた
米元小春/田中志穂との日本人ベア対決で準決勝を戦う。
[8/2netnews]桃田、常山ら準々決勝へ!
8月2日に開催された世界選手権(中国・南京)4日目は、各種目3回戦が行なわれた。
桃田賢斗はアンダース・アントセン(デンマーク)と対戦、1ゲーム目を13本で先取される。が、2ゲーム目を17本で奪い返すと、
ファイナルゲームは8本に抑えて勝ち、ベスト8に入った。
常山幹太もブリース・レベルデス(フランス)に 2−0のストレートで勝利して準々決勝に臨む。
西本拳太は中国のェ龍に18本、19本で敗れた。なお、中国選手同士の対戦になった林丹は石宇奇に敗れている。
女子シングルスの山口茜はニチャオン・ジンタポル(タイ)と対戦、1・2ゲームとも12本で快勝してベスト8入り。
奥原希望もゴー・ジンウェイ(マレーシア)に23-21,21-13のストレート勝ち。佐藤冴香はスペインのマリンに7本、13本で完敗した。
男子ダブルス。園田啓悟/嘉村健士はアルフィアン/アルディアン(インドネシア)に17本、16本の2−0で勝利。
井上拓斗/金子祐樹もアングリアワン B.ハルディアント H.(シンガポール)も苦しみながら21-11,20-22,21-16で勝ちきった。
本日最後の試合となった遠藤大由/渡辺勇大は張楠/劉成(中国)と対戦し、15-21,14-21で敗退した。
女子ダブルス。福島由紀/廣田彩花は、G・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)に1ゲーム目は10本で先制、2ゲーム目も優位に展開し、
11本で快勝、準々決勝へ進出した。
米元小春/田中志穂は黄雅瓊/于小含(中国)と対戦し、18本、19本のストレートで抑えて勝った。
日本ペア対決となった橋礼華/松友美佐紀と松本麻佑/永原和可那は13本、15本で勢いに乗る松本/永原がベテランを破った。
混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗は王懿律/黄東萍(中国)に21-13と好発進したものの、2ゲーム目を17本で奪われ、ファイナルも13本で
抑えられて上位進出はならなかった。
[8/1netnews]女子複4組とも3回戦へ!
8月1日に開催された世界選手権(中国・南京)3日目は、各種目2回戦の残りが行なわれた。
桃田賢斗はラバー L.(オーストリア)に8本、10本の2−0で快勝、3回戦にコマを進めた。
常山幹太もインドネシアのギンティング A.S.に21-17,21-13で 、西本拳太もロシアのシラント S. に15本、2本で完勝した。
ルイス・エンリケ・ペーニャルベル(スペイン)と対戦予定だった坂井一将は棄権している。
女子シングルスの山口茜はァビーネ・デプレツ(ドイツ)に、奥原希望はレイチェル・ホンデリッチ(カナダ)に、ともに2−0で快勝したが、
大堀彩はマレーシアのゴー・ジンウェイに18-21,20-22で敗戦、2回戦で姿を消した。
男子ダブルスの2回戦。園田啓悟/嘉村健士はタイのティン/キッティサクに21-12,18-21,21-16、井上拓斗/金子祐樹もインドのアットリ/レッディに22-24,21-13,21-16とともに2−1で勝ち、
3回戦進出を決めた。
遠藤大由/渡辺勇大はドイツのヤンセン/ツルウォーネと対戦、13本、12本のストレートで破った。
1回戦から上がってきた保木卓朗/小林優吾は李俊慧/劉雨辰(中国)に10本、16本のストレートで負けた。
全員がシードで2回戦から登場の女子ダブルス。福島由紀/廣田彩花はポンナッパ/レッディ(インド)に、また米元小春/田中志穂はピキ/サイネン(オランダ)にともに2−0で勝利した。
橋礼華/松友美佐紀はマレーシアのフー/ウーンに21-12,19-21,21-12、松本麻佑/永原和可那は中国の黄東萍/リ ウェンメイに16-21,21-16,21-15のファイナル勝負で逃げ切り、そろって
3回戦へ駒を進めた。
[7/31netnews]桃田賢斗、快勝発進!
7月31日に開催された世界一を決める最高峰の舞台『第24回世界選手権』(中国・南京)2日目は、各種目1、2回戦が行なわれた。
2015年世界選手権で銅メダルを獲得している桃田賢斗。3年ぶりに舞台に立ち「緊張しました」というが、試合では序盤からポイントを重ねて
相手を寄せ付けない。第1ゲームを13本に抑え、第2ゲームも21-12。アルテム・ポチャロフ(ウクライナ)に40分の完勝劇で2回戦にコマを進めた。
7月のタイOPではSuper500で初優勝を飾った常山幹太は、格下のハンガリー選手、ゲルゲィ・クラウゼと対戦した。
試合は完全に主導権をつかみ、相手のミスも重なり、第1ゲームは21-4で圧倒。第2ゲームも、12連続得点で一気に引き離した常山が21-5と2−0で快勝。
女子シングルス。前回は緒戦で涙をのんだ佐藤冴香だったが、今回はマレーシアの長身選手に第1ゲームから仕掛けていき、21-15で先制。
第2ゲームは自らのミスが続き10オール。と、再びスピードを上げて一気に9連続得点を奪うと、最後は21-11で退け白星をつかんだ。
ルイス・エンリケ・ペーニャルベル(スペイン)と対戦予定だった坂井一将は棄権している。
2度目の世界選手権となった保木卓朗/小林優吾は、1回戦でエジプトペアと対戦。21-7,21-15のストレートで破り、次は李俊慧/劉雨辰(中国)に挑む。
小林優吾/松友美佐紀の混合ダブルス。2回戦の相手はイングランドのシード選手エリス/スミスだったが、第1ゲームは小林の強烈なスマッシュが効果的に決まり
21-13で先手を奪う。しかし、第2ゲーム以降は相手も強打で攻め立て16-21。ファイナルゲームは11-9で先行しながらも、後半はパワーに押し切られて14-21で敗戦、
上位進出はならなかった。
渡辺勇大/東野有紗は21-10,21-9でザイデル/エフラー(ドイツ)を27分で下し、3回戦へ進出。
西本、小林/松友が初戦突破!
バドミントンの世界一を決める最高峰の舞台・第24回世界選手権が中国・南京で7月30日に開幕した。
大会初日は各種目1回戦の途中までが行なわれた。
日本選手の先陣をきったのが西本拳太。世界ランキング下位のロサリオ・マッダローニ(イタリア)と対戦。
第1ゲームは14-13と接戦となったが、ここから7連続ポイントで引き離し先制。
第2ゲームはネット前に出てくる相手に苦戦をしられたが、リードを保ちながら試合を進めて21-18で勝利。
小林優吾/松友美佐紀の混合ダブルス。相手は世界ランキングも近いオランダのタベリング/サイネンペア。
第1ゲームは21-16、第2ゲームも相手の攻撃を封じながらポイントをつかみ21-17で勝利を飾り初戦を突破した。
世界選手権、日本人選手の出場予定者
世界ランキングは7月19日付。
▼男子シングルス
西本拳太(14位)、桃田賢斗(6位)、坂井一将(24位):棄権、常山幹太(26位)
▼女子シングルス
山口茜(2位)、奥原希望(6位)、大堀彩(14位)、佐藤冴香(15位)
※女子シングルスは日本選手全員がシード選手のため2回戦から登場
▼男子ダブルス
園田啓悟/嘉村健士(4位)、井上拓斗/金子祐樹(7位)、遠藤大由/渡辺勇大(13位)、保木卓朗(左)/小林優吾(18位)
▼女子ダブルス
福島由紀/廣田彩花(4位)、橋礼華/松友美佐紀(3位)、米元小春/田中志穂(5位)、松本麻佑/永原和可那(9位)
※女子ダブルスは日本選手全員がシードのため2回戦から登場
▼混合ダブルス
渡辺勇大/東野有紗(13位)
小林優吾/松友美佐紀(29位)