〔3月25日(日)NetNews〕男子、トナミ運輸が初優勝!(TOP4 TOURNAMENT)
宮城県のゼビオアリーナ仙台で3月24日に開幕した初の公式カップ戦『TOP4 TOURNAMENT』。
TOP4 TOURNAMENTは、S/Jリーグ2017の男女各上位4チームが出場する日本初の賞金付大会(優勝賞金:300万円)。
25日の大会2日目は男女の決勝戦が行なわれた。日立情報通信エンジニアリングを退けたトナミ運輸とNTT東日本を下した日本ユニシスとの間で争われた男子決勝。
ダブルスの二枚看板を組み替えてきたトナミ運輸の第1ダブルスは、園田啓悟/保木卓朗。
対する日本ユニシスは、日本A代表の井上拓斗/金子祐樹をトップに置いた。4人全員が日本A代表となったこの試合で、
先制したのは園田/保木、所々で連係ミスは見られたが、ともに得意とする速く攻撃的な展開を随所に見せた。
第1ゲームを13本で奪った園田/保木は、第2ゲームは井上/金子に19本で奪われたが、ファイナルゲームは15本でゲームセット。
日本ユニシスは王手をかけられて苦しい場面。この状況で奮起したのが、S/Jリーグ2017で内定選手ながら3勝をマークして
新人選手賞を獲得した五十嵐優だ。トナミ運輸の日本A代表・常山幹太を相手に堂々としたプレー。
第1ゲームを17本で奪うと第2ゲームもリードを奪い、終盤に追い上げてきた常山を19本で振りきり大きな1勝。ゲームスコアは1−1となり、
勝負の行方は第2ダブルスに持ち越された。
第2ダブルスで、試合を優位に進めたのは渡辺勇大/渡邉航貴の日本ユニシス・若手ペア。
渡邉航貴はシングルスを主戦場とする選手だが、前衛で球を止め、鋭いアタックでポイントをあげるなど役割を果たす。
しかし、トナミ運輸の嘉村健士/小林優吾が崩れなかった。第1・2ゲームともリードを許す展開が続いたが、終盤に追いついて逆転。
第1ゲームは22本、第2ゲームは18本で競り勝ち、トナミ運輸が今大会における男子初代王者の座に就いた。