news
数野健太が引退を表明

 昨年のリオ五輪、混合ダブルスで日本勢初の8強入りを果たした数野健太(日本ユニシス)が、スーパーシリーズファイナル(UAE・ドバイ)期間中だった 12月13日に引退を表明した。今年度は現役を続ける意向を示しており、国内大会ではS/Jリーグに出場する可能性を残しているが、栗原文音(日本ユニシス) との混合ダブルスは、SSファイナルが最後の大会になった。結果は予選リーグは敗退したが、最終試合となる3戦目で初勝利をあげて有終の美を飾った。  「来年4月から地元の滋賀にある母校(比叡山高)で働かせていただきます。指導はド素人なので、本当にイチからのスタート。」と語っている

左は栗原文音

[データ]かずの・けんた(1985年11月25日生)、滋賀県出身。日吉中−比叡山高−日本大。171p68s。A型。右利き。全中、インターハイ単優勝のほか、 インカレ複優勝など各年代で全国優勝を経験。2008〜10年総合男子複準優勝のほか、13〜14年は山田和司とのペアで大阪国際、日本ランキングサーキットなどを制覇。 混合ダブルスは15年4月から栗原文音とペアを組み、5月のスディルマン杯では日本の銀メダル獲得に貢献。翌年のリオ五輪では、混合ダブルスとして 日本勢初のベスト8入りを果たした。

△もどる