(全日本総合選手権)

 【12/4NetNews】佐藤冴香が悲願の総合初制覇!(全日本総合)
 12月4日に開催された第70回全日本総合バドミントン選手権(東京・代々木第二体育館)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。
 女子シングルスを制したのは、昨年の総合決勝で敗れた佐藤冴香(ヨネックス)だった。リオ五輪代表で優勝候補の一角だった山口茜(再春館製薬所)を2−0のストレートで破り、 初の総合タイトルを手にした。
前日の準決勝ではチームメイトの鈴木温子とファイナルゲームの接戦を演じたが、山口との第1ゲームではその疲れを感じさせない動きを見せ、積極的にスマッシュ、カットで 攻め立てリード。後半は山口の動きもよくなったが最後は佐藤が21-18で振り切った。
第2ゲームはお互いに好ラリー、シーソーゲームとなり、11-11、17-17と拮抗したスコアで終盤へ。最後に勝負に出たのが佐藤、ねばる山口の強打をしのぎ4連続得点。 念願の優勝が決まり、その場に泣き崩れた。

 女子ダブルスは、橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス)と米元小春/田中志穂(北都銀行)との対戦。橋/松友は1ゲームを16-21で落とした。2ゲーム目も21-19までいく 接戦、ファイナルゲームに持ち込んだ。最後は得意のパターンで21-14と引き離し2年連続5度目の栄冠に輝いた。

 男子シングルス決勝に勝ち進んだのは西本拳太(中央大)と坂井一将(日本ユニシス)。第1ゲームは初の決勝で堅くなってしまった西本は16-21で落としてしまった。
第2ゲームもリードを許したまま進んだが、開き直りが功を奏して22-20の逆転で奪取。ファイナルゲームは、序盤から攻めて21-8で勝利し、初優勝を飾った。
 男子ダブルスもファイナルゲームにもつれる熱戦。園田啓悟/嘉村健士(トナミ運輸)と遠藤大由/渡辺勇大(日本ユニシス)が対戦した。第1ゲームは 21-11で快調に滑り出したソノカムだったが、第2ゲームは13-21でとられてしまう。ファイナルゲームはシーソーゲームを展開し、23-21のきわどい勝負を制した。 80分を越える試合に勝利し、2大会連続2回目の優勝を果たした。

 混合ダブルスは嘉村健士/米元小春(トナミ運輸/北都銀行)が権藤公平/廣田彩花(トナミ運輸/再春館製薬所)を21-16、21-15のストレートで制した。 ダブルス優勝を決めた後、リフレッシュして気持ちを切り替えて試合に臨めたという嘉村とタカマツに敗れたあと全身がつりそうだったという米元も移籍後の優勝で 喜びをかみしめている。

 【12/3NetNews】西本と坂井、佐藤と山口が決勝へ!(全日本総合)
 12月3日に開催された第70回全日本総合バドミントン選手権(東京・代々木第二体育館)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。
 男子シングルス決勝に勝ち進んだのは22歳の西本拳太(写真;中央大)と26歳の坂井一将(日本ユニシス)。第1シードの西本は準決勝でベテランの上田拓馬(日本ユニシス)と対戦。 第1ゲームを西本が13本で奪うと、第2ゲームも積極的に仕掛けた。上田も第2ゲーム前半まで得点を重ねて9-9としたが、再び西本に連続得点を奪われ9-14と苦しい状況に。 一方、余裕が出てきた西本は21-13で勝利し、準決勝の壁をしっかり乗り越えた。

 坂井は、同じチームの後輩の小野寺裕介と対戦。ねばり強いラリーが持ち味の小野寺に対して、坂井は第1ゲームからパワー全開、21-11で第1ゲームを奪取した。 第2ゲームは中盤まで拮抗した戦いとなった後、小野寺が抜け出して18-13とリードし、このままファイナルゲームに突入するかと思われたが、ここから坂井が底力を発揮。 13-18から5連続得点で同点に持ち込むと、最後は21-19で逆転勝利した。
 男子ダブルスは、園田啓悟/嘉村健士(トナミ運輸)は井上拓斗/金子祐樹(日本ユニシス)に21-14,21-16で快勝し決勝に進んだ。
片方の第2シードの遠藤大由/渡辺勇大(日本ユニシス)も第3シードの保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)を21-18,21-15のストレートで下した。
 女子シングルスは、2年ぶり2度目の総合優勝に挑む山口茜(再春館製薬所)と、2013年総合制覇以来の頂点獲りをねらう三谷美菜津(NTT東日本)が対戦。 第1ゲームは山口が序盤からポイントを重ねて21-17で第1ゲームを奪う。第2ゲームに入っても流れは山口に。三谷もカット、クリアーなどから勝機を探ったが、 ここから連続得点で突き放すと、最後は21-16で勝利した。
 前回準優勝の佐藤冴香(ヨネックス)はチームメイトの鈴木温子との勝負。第1ゲームは鈴木が持ち前のフットワークを生かして21-17で先制した。第2ゲームは佐藤の攻撃が 決まって21-14でゲームはファイナルへ。前半から一進一退の攻防が続いたが、抜け出たのは佐藤、加速する佐藤を鈴木は止められず、21-13で佐藤が制した。

 女子ダブルスは、第1シードの橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス)と福島由紀/廣田彩花(再春館製薬所)と対戦。橋/松友は1ゲームこそ21-16で取ったものの、2ゲーム目は 17-21で落とし大波乱。ファイナルゲームは21-17で勝ち抜き決勝へ進出した。 一方、第3シードの米元小春/田中志穂(北都銀行)は第2シードの福万尚子/與猶くるみ(再春館製薬所)を21-17,21-12のストレートで破っている。
 混合ダブルスは第1シードの数野/栗原(日本ユニシス)を破った権藤公平/廣田彩花(トナミ運輸/再春館製薬所)が、垰畑亮太/篠谷菜留(日本ユニシス)と対戦したが、 21-17,21-12のストレート勝ち。右ゾーンは、第2シードの渡辺/東野(日本ユニシス)を破った嘉村健士/米元小春(トナミ運輸/北都銀行)が伊東克範(金沢学院クラブ)/浦谷夏未(北都銀行)に 22-20,21-18で辛勝し、決勝に勝ち進んだ。

 【12/2NetNews】各種目ベスト4決まる…(全日本総合)
 12月2日に開催された第70回全日本総合バドミントン選手権(東京・代々木第二体育館)の4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。
 男子シングルスは、第1シードの西本拳太(中央大)は21-9,21-18で下農走(トナミ運輸)を退けた。上田拓馬(日本ユニシス)は常山幹太(トナミ運輸)に21-17,9-21,21-11の ファイナルでの勝ち。第3シードの武下利一(トナミ運輸)を破った小野寺祐介(日本ユニシス)は五十嵐優(中央大)に21-13,21-16のストレート勝ち。 第2シードの坂井一将(写真;日本ユニシス)は21-9,21-16で丸尾亮太郎(日立情報通信エンジニアリング)に快勝した。

 男子ダブルスは、連覇をめざす園田啓悟/嘉村健士は下農走/常山幹太(ともにトナミ運輸)に21-13,21-14で、第4シードの井上拓斗/金子祐樹は佐伯祐行/垰畑亮太 (ともに日本ユニシス)に2(19-21,21-18,24-22)1の大接戦を制して準決勝に進んだ。
第3シードの保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)は松居圭一郎/玉手勝輝(日本体育大学)をストレートで、第2シードの遠藤大由/渡辺勇大(日本ユニシス)も 渡邊達哉/権藤公平(トナミ運輸)に快勝している。
 女子シングルスは、第1シードの山口茜(再春館製薬所)は川上紗恵奈(北都銀行)に1ゲーム目は10-21、2ゲームを何とか22-20でとり、ファイナルゲームは21-9で勝利した。 三谷美菜津(NTT東日本)も大堀彩(トナミ運輸)に21-23,21-17,21-18で辛勝し準決勝へ進んだ。佐藤冴香(ヨネックス)は21-8,21-14で齋藤栞(ACT SAIKYO)に快勝した。 一奥原希望(日本ユニシス)の棄権で勝ち上がった鈴木温子(ヨネックス)は高橋沙也加(日本ユニシス)を川上紗恵奈(北都銀行)に21-18,15-21,21-11で勝った。
 女子ダブルスでは橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス)も篠谷菜留/星千智(日本ユニシス)に16-21で1ゲームを落としたが、続く2ゲームは21-18,21-13として 準決勝に進出した。福島由紀/廣田彩花(再春館製薬所)は松本麻佑/永原和可那(北都銀行)に21-18,21-15で勝ち抜き、米元小春/田中志穂(北都銀行)も新玉美郷/渡邉あかね(NTT東日本) に21-8,21-15で快勝した。第2シードの福万尚子/與猶くるみ(再春館製薬所)は21-18,21-17で川島里羅/尾ア沙織(NTT東日本)を破っている。
 混合ダブルスは権藤公平/廣田彩花(トナミ運輸/再春館製薬所)が第1シードの数野健太/栗原文音(日本ユニシス)を2−0で破り、垰畑亮太/篠谷菜留(日本ユニシス) も小松ア佑也/松尾静香(NTT東日本)にストレート勝ち。伊東克範(金沢学院クラブ)/浦谷夏未(北都銀行)が渡邊達哉/小野菜保(トナミ運輸/再春館製薬所)に19本、14本で勝ち、 嘉村健士/米元小春(トナミ運輸/北都銀行)は第2シードの渡辺勇大/東野有紗(ともに日本ユニシス)を21-16,21-19で破り、準決勝に勝ち進んだ。

 【12/1NetNews】日本代表が敗れる波乱も…(全日本総合)
 12月1日に開催された第70回全日本総合バドミントン選手権(東京・代々木第二体育館)の3日目は、各種目2回戦が行なわれた。
 男子ダブルスは、連覇をめざす園田啓悟/嘉村健士(トナミ運輸)は、日立情報通信エンジニアリングの大嶋一彰/山ア裕太と対戦。 第1ゲーム13本で奪ったソノカムは、第2ゲームも15本に抑えて快勝、準々決勝へと駒を進めた。
そのほか、佐伯祐行(水島工高出)/垰畑亮太、井上拓斗/金子祐樹ら上位候補ペアも苦しみながらも勝利をつかみベスト8入り。 台風の目となる遠藤大由/渡辺勇大もきっちり白星を手にし、日本ユニシスからは3ペアが勝ち上がった。
また、トナミ運輸からも、前回準Vの保木卓朗/小林優吾、下農走/常山幹太、渡邊達哉/権藤公平が2回戦を突破しており、園田/嘉村と合わせて4ペアが勝ち上がっている。
 実業団選手が上位を占めるなか、10月のインカレを制覇した松居圭一郎/玉手勝輝(日本体育大)が奮闘、日本B代表に選ばれた島田大輝/竹内義憲(ヨネックス)との2回戦を 21-16,21-19のストレートで勝利。この種目では大学生で唯一、準々決勝に勝ち進んだ。
 女子ダブルスでは橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス)は順当に勝利を飾って準々決勝に進出。同じ再春館製薬所の前田美順/山口茜と対戦した福万尚子/與猶くるみは、 第3ゲームに持ち込まれる展開となったが、苦しい場面をしのいで準々決勝へ。日本B代表の松本麻佑/永原和可那(北都銀行)も勝利を飾り次に進んでいる。
日本ユニシス同士の対決となった栗原文音/東野有紗と篠谷菜留/星千智の勝負は、ファイナルゲームにもつれる接戦の末、篠谷/星に軍配が上がった。 また、日本B代表の櫻本絢子/畑祐紀子(ヨネックス)は、新玉美郷/渡邉あかね(NTT東日本)にファイナル15本で敗れて2回戦で姿を消した。
 上位選手が登場した混合ダブルス2回戦。第1シードの数野健太/栗原文音、第2シードの渡辺勇大/東野有紗(ともに日本ユニシス)がそれぞれ勝ち星を上げ、準々決勝に勝ち進んだ。
また、優勝経験のある嘉村健士/米元小春(トナミ運輸/北都銀行)2−1で勝利をおさめ、8強入りを果たしてた。 第4シードの米元優樹/米元陽花(宇部興産/ACT SAIKYO)は、小松ア佑也/松尾静香(NTT東日本)に敗れて8強進出はならず。 同じく第3シードの高階知也/江藤理恵(トリッキーパンダース/岐阜トリッキーパンダース)も、渡邊達哉/小野菜保(トナミ運輸/再春館製薬所)に17本、19本の接戦で敗れた。
 男子シングルスは、第1シードの西本拳太(中央大)、第2シードの坂井一将(日本ユニシス)、常山幹太(トナミ運輸)のシード組は勝利したが、第3シードの武下利一(トナミ運輸)は、 小野寺祐介(日本ユニシス)にストレート負け。他に3回戦に進んだのは日本A代表の上田拓馬(日本ユニシス)、下農走(トナミ運輸)、五十嵐優(中央大)、丸尾亮太郎(日立情報通信エンジニアリング)の4人。
 女子シングルスは、第1シードの山口茜(再春館製薬所)、第3シードの佐藤冴香(ヨネックス)、第4シードの大堀彩(トナミ運輸)が勝利をつかみ3回戦へ進んだが、 V候補の一角である第2シードの奥原希望(日本ユニシス)は鈴木温子(ヨネックス)との対戦で、2ゲーム途中で棄権した。
このほか3回戦に駒を進めたのは三谷美菜津(NTT東日本)、高橋沙也加(日本ユニシス)、川上紗恵奈(北都銀行)、齋藤栞(ACT SAIKYO)。

 【12/1朝刊】奥原、苦戦しながらも初戦突破!(全日本総合)
 11月30日に開催された第70回全日本総合バドミントン選手権(東京・代々木第二体育館)は各種目の1回戦が行なわれた。
 男子シングルスでは、第1シードの西本拳太(中央大)、第2シードの坂井一将(日本ユニシス)、武下利一、常山幹太(トナミ運輸)のシード組は、 そろって2−0のストレート勝ちを納めた。また、日本A代表の上田拓馬(日本ユニシス)、大学生王者の五十嵐優(中央大)なども白星をつかんでおり、2回戦に駒を進めている。
 注目が集まった中学3年生の奈良岡功大(浪岡中)は、初戦で高校2年生の金子真大(ふたば未来学園高)と対戦。奈良岡は第1ゲームを16本で失うと、続く第2ゲームも19-21で敗れ、 1回戦突破はならなかった。
そのほか、インターハイ王者の山澤直貴(富岡高)が、今年の日本ランキングサーキットで準優勝を飾った山口容正(トナミ運輸)にファイナルゲーム22-20で競り勝ち、 見事金星を奪って2回戦に進出している。他の高校生は1回戦で敗退。山下恭平(水島工高)は三橋健也(日本大学)に1(19-21,21-17,10-21)2で敗れた。
 世界ランク上位メンバーが顔を揃えた女子シングルス。第1シードの山口茜(再春館製薬所)は、NTT東日本の渡邉あかねに第1ゲーム22-20の接戦となったが、 第2ゲームは12本に抑えて2回戦に進出。大堀彩(トナミ運輸)もストレートで勝利をつかみ1回戦を勝ち進んだ。
 V候補の一角である奥原希望(日本ユニシス)、佐藤冴香(ヨネックス)は苦戦を演じながら2回戦へ。奥原は高校2年生の橋明日香(ふたば未来学園高)と対戦。 第1ゲーム22-20で抑えるも、第2ゲームは19-14とリードした場面から20-20まで追いつかれ、さらに逆転される展開に。 ファイナルゲームはリオ五輪銅メダリストの貫禄を示して12本に封じたが、肩の痛みなどよって思うようなプレーができず、2回戦以降も厳しい戦いが続きそうだ。
また、初優勝をねらう佐藤冴香も、1回戦で同じチームの土井杏奈とファイナル勝負にもつれたが最後は2回戦に進んでいる。
このほか、三谷美菜津、橋本由衣(ともにNTT東日本)や、川上紗恵奈(北都銀行)、今別府香里、鈴木温子(ともにヨネックス)など実力者たちが1回戦を突破。 日本ランキングサーキット優勝の峰歩美(再春館製薬所)、インターハイ優勝の仁平菜月(富岡高)は勝ち進めず、初戦で涙をのんでいる。
も高校生は香山未帆(倉敷中央高)、水井ひらり(ふたば未来学園高)など全員が1回戦で敗退した。
香山は荒木萌恵(七十七銀行)に1(21-19,5-21,19-21)2で敗れ、佐伯幸那(倉敷中央高教)もシード選手の橋本由衣にストレートで敗れた。
 男子ダブルスは、前回王者の園田啓悟/嘉村健士(トナミ運輸)が白星発進。前回準Vの保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)、井上拓斗/金子祐樹(日本ユニシス)も勝利を飾り、 第2シードの遠藤大由/渡辺勇大(日本ユニシス)も危なげなく1回戦を勝ち進んだ。
 インカレ王者の松居圭一郎/玉手勝輝(日本体育大)、同準優勝の大関修平/川端祥(中央大)の大学生ペアが、実業団選手を破り2回戦に進出。
高校生では渡邉航貴/仁平澄也(埼玉栄高)が大学生を下して初戦を突破している。佐伯祐行(水島工高出)/垰畑亮太(ともに日本ユニシス)は金子/久保田(ふたば未来学園高) に快勝した。
 女子ダブルスでは、ダントツの優勝候補となる橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス)は、高校生を相手に9本、13本で快勝。シード組の福万尚子/與猶くるみ、福島由紀/廣田彩花 (ともに再春館製薬所)、米元小春/田中志穂(北都銀行)も2−0のストレートで相手を抑え、白星をつかんでいる。
また、B代表の松本麻佑/永原和可那(北都銀行)、櫻本絢子/畑祐紀子(ヨネックス)、加藤美幸(倉敷中央高出)/柏原みき(ともに筑波大)も順当に勝ち上がったほか、前田美順/山口茜(再春館製薬所) も高校生ペアを下して2回戦に進んでいる。永井/水井(ふたば未来学園高)をはじめ高校生はすべて姿を消した。
 混合ダブルスは、上位候補のペアは2回戦からの出場。1回戦は小松ア佑也/松尾静香(NTT東日本)、小林優吾/志田千陽(トナミ運輸/再春館製薬所)、竹内義憲/畑祐紀子 (ヨネックス)などが白星をつかみ1回戦を突破している。
唯一の高校生ペアの埼玉栄高の岡村洋輝/鈴木成美は大学生ペアにストレート勝ちし、2回戦に進んだ。馬場湧生(筑波大)/加藤美幸(倉敷中央高出、筑波大)は竹内/畑に敗れた。

 【11/30朝刊】山下、香山ら本戦へ、予選突破!(全日本総合)
 11月29日から第70回全日本総合選手権(東京・代々木第二体育館)が開幕。大会初日は各種目の予選が行なわれた。
 男子シングルスでは山口容正、松川直弘、堀川善生などS/Jリーグ、日本リーグに所属する選手が勝ち上がり、本戦出場の切符を手にした。 また、高校生の渡邉航貴(埼玉栄高)、金子真大(ふたば未来学園高)、山下恭平(水島工高)なども予選を突破している。 山下は馬場湧生(筑波大学)に2(21-19,17-21,22-20)1と薄氷の勝利。
 女子シングルスも日本ランキングサーキットを制した峰歩美(再春館製薬所)など実業団選手が勝ち上がるなか、高校生の香山未帆(倉敷中央高)、水井ひらり(ふたば未来学園高)などが勝利をつかみ本戦へ。 香山は予選1回戦で実業団選手の山本紗椰(岐阜トリッキーパンダース)から金星を奪うとシード選手も破り予選を勝ち上がった。
 男子ダブルスでもインターハイ3位の山澤直貴/本田大樹(富岡高)が、実業団選手を下して本戦出場を決めた。
山下恭平/井上健太(水島工高)は藤野琢人/西川裕次郎(法政大学)に1(21-19,20-22,19-21)2で惜敗した。
女子ダブルスでは昨年の世界ジュニア銅メダルの志田千陽/松山奈未(再春館製薬所/九州国際大付高)が2連勝で本戦の切符をつかんだ。
香山未帆/武田莉奈(倉敷中央高)は志田/松山に予選一回戦で敗れている。柏原みきと組んだ加藤美幸(筑波大、倉敷中央高出)は予選を突破した。
 混合ダブルスでも埼玉栄高の岡村洋輝/鈴木成美が大学生から白星を奪って本戦出場を決めている。

 【11/25朝刊】山下ら県関係7人出場(全日本総合)
 バドミントンの第70回全日本総合選手権(28日〜12月4日、に東京・代々木第二体育館)に県関係7人が出場する。山下恭平(水島工高)ら4人は高校生。
 全日本総合選手権は男女のシングルス、ダブルスと混合ダブルスの計5種目を実施。中学生から一般まで各年代の枠を越え日本一を争う。大会出場のハードルは高く、 県協会によると「過去最多では」という。
 男子シングルス、ダブルスで2年連続出場の山下は、本大会切符を懸けた中国地区総合選手権でシングルス、ペアを組む井上健太(水島工高)とダブルスを制覇した。
 女子の高校生は香山未帆、武田莉奈の倉敷中央高勢でシングルス、ダブルスの予選にエントリー。
女子シングルスには香山らを指導する佐伯幸那(倉敷中央高教)が全日本教職員選手権を制し、予選免除で本戦から出場する。佐伯は強豪のNTT東日本や筑波大でもプレーし、 2年ぶり11度目の全日本となる。
 他に、佐伯祐行(日本ユニシス、水島工高出)が男子ダブルス、加藤美幸(筑波大、倉敷中央高出)が女子ダブルスと混合ダブルスに出場する。

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