【ヨネックス・オープン・ジャパン】

[9/25ネット版速報]タカマツは準優勝!
 25日に開催されたヨネックス・オープン・ジャパン2016(東京体育館)最終日は、各種目の決勝戦が行なわれた。
 男子シングルスはリー・チョンウェイ(マレーシア)が6回目の優勝を達成。
 女子シングルスは中国の新星・何冰嬌(中国)が、同国の孫瑜を下してスーパーシリーズ初優勝を飾った。
 女子ダブルスは橋礼華/松友美佐紀とリターユール/ペデルセン(デンマーク)が決勝まで勝ち上がり、リオ五輪の再現となった。 ファイナル勝負の接戦の末、最後はデンマークペアが抜け出して橋/松友にリオ五輪のリベンジを果たした。
 男子ダブルスは中国の長身ペアが韓国ペアを下してスーパーシリーズ初制覇。 混合ダブルスも中国の若手・鄭思維/陳清晨が初戴冠となった。

[9/25朝刊]タカマツ決勝へ
 バドミントンのヨネックス・オープン・ジャパン5日目は24日、東京体育館で各種目の準決勝が行なわれた。

 女子ダブルスは第1シードの橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス)が準決勝の接戦を勝ち抜いた米元小春/田中志穂(北都銀行)と対戦。 第1ゲームはタカマツがペースを掌握して先制。第2ゲームは米元/田中も意地をみせて19‐19の接戦に持ち込んだが、勝負所ではタカマツが 一枚上手。ここから2点連取した橋/松友がストレートで制して2大会ぶりの決勝進出を果たした。
決勝戦はリオ五輪に続いて橋礼華/松友美佐紀VSリターユール/ペデルセン(デンマーク)となった。
 女子シングルスに日本選手は山口茜(再春館製薬所)、大堀彩(トナミ運輸)が登場した。
第1試合は大堀が中国の19歳・何冰嬌と対戦。積極的に攻撃を仕掛けたが第1ゲームは何冰嬌が先制。
第2ゲームは19-11と大量リードしたが、ここから何冰嬌が6連続得点などで追い上げ、20オールに。先に2連続得点を奪われ敗退。
 第2試合は山口茜と孫瑜(中国)が対戦。184cmの孫瑜に対して「球の高さを意識していた」という山口だったが、ドリブンクリアーが捕まり、 相手のカウンターを受ける。第1ゲーム17本で奪われた山口は、第2ゲームも前後に揺さぶって勝機を探ったが、相手の攻撃に押されて後手に回り、 18本で奪われ決勝進出はならなかった。
 男子ダブルスは園田啓悟/嘉村健士(トナミ運輸)が高成R/金基正(韓国)と対戦。パワフルな攻撃が持ち味となる韓国ペアに対し、園田/嘉村も低空ドライブで応戦して第1ゲーム17本で奪った。
第2ゲームはドライブ合戦から間隙を突いてくる韓国に押された園田/嘉村が、15本で落とし1−1。ファイナルゲームは ソノカムが11-10でインターバルに入ったが、後半、韓国ペアの5連続得点などで逆転され、園田/嘉村はベスト4に終わった。
これで男子の日本勢は姿を消した。

[9/24朝刊]山口茜が奥原破り4強!
 バドミントンのヨネックス・オープン・ジャパン4日目は23日、東京体育館で各種目準々決勝が行なわれた。

 女子シングルスで注目のカードとなった奥原希望(日本ユニシス)と山口茜(再春館製薬所)の対決は、第6シードの山口が2(21-11,23-21)0のストレートで打ち勝ち、リオデジャネイロ五輪8強で第2シード の奥原から初めて勝利を奪い、準決勝に進んだ。
 このほか、大堀彩(トナミ運輸)が峰歩美(再春館製薬所)との日本人対決を制してスーパーシリーズ初のベスト4入り。橋沙也加(日本ユニシス)は孫瑜(中国)に敗れた。

 男子ダブルスは園田啓悟/嘉村健士(トナミ運輸)、佐伯祐行/垰畑亮太(日本ユニシス)の日本選手同士の準々決勝は、豪打をしのいだ園田/嘉村が逆転で勝利し準決勝に進んだ。
 女子ダブルスの橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス)は格下のタイペアと対戦し、橋/松友は終始ペースをつかんで相手に攻撃をさせず、21-11,21-8のストレートで快勝し 金メダリストの貫禄を見せつけて準決勝に進んだ。また、米元小春/田中志穂(北都銀行)がリオ五輪に出場したタイのペアにファイナル勝負で競り勝った。
準決勝では橋礼華/松友美佐紀と米元小春/田中志穂が対戦する。松尾静香(NTT東日本)/内藤真実(ヨネックス)は中国の駱贏/駱羽にストレートで敗れた。

[9/23朝刊]タカマツ快勝
 バドミントンのヨネックス・オープン・ジャパン第3日は22日、東京体育館で各種目の2回戦が行われ、リオデジャネイロ五輪女子ダブルス金メダルの 高橋礼華/松友美佐紀組(日本ユニシス)は五輪後初の試合で台湾ペアを2(21-7,21-15)0で破り、準々決勝に進んだ。
松尾静香(NTT東日本)/内藤真実(ヨネックス)、米元小春/田中志穂(北都銀行)も8強入りを決めており、日本からは3組が準々決勝を戦うことになる。
 女子シングルスでリオ五輪銅メダルの奥原希望(日本ユニシス)は中国選手にストレート勝ちし、山口茜(再春館製薬所)もブルガリア選手に快勝。 両者は23日の準々決勝で対戦する。
注目のカードとなった佐藤冴香(ヨネックス)と橋沙也加(日本ユニシス)の対決は、パワー、スピードで上回った橋に軍配。このほか、峰歩美(再春館製薬所)、大堀彩(NTT東日本)も勝ち上がっており、 日本からは計5選手が準々決勝に進んでいる。
 男子ダブルスでリオ五輪8強の早川賢一、遠藤大由組(日本ユニシス)は佐伯祐行/垰畑亮太(日本ユニシス)にストレート負け。
園田啓悟/嘉村健士(トナミ運輸)が、デンマークの長身ペアを接戦の末に下して準々決勝進出を決めた。保木卓朗/小林優吾はデンマークのボー/モーゲンセンにファイナルゲームで敗れ、 日本ランキングサーキット優勝の渡辺勇大/三橋健也も韓国ペアに敗戦。
日本からは佐伯/垰畑、園田/嘉村の2組がベスト8に残った。なお、準々決勝は日本ペア同士の対戦となる。
 混合ダブルスの数野健太、栗原文音組(日本ユニシス)韓国のペアに0−2で敗れた。若手の渡辺勇大/東野有紗、金子祐樹/米元小春もストレート負け、8強入りはならなかった。

[9/22朝刊]奥原、山ら2回戦へ
 バドミントンのヨネックス・オープン・ジャパン第2日は21日、東京体育館で各種目の1回戦が行われ、女子シングルスはリオデジャネイロ五輪銅メダルで世界ランキング3位の の奥原希望(日本ユニシス)が同22位のヤエスフェルト(デンマーク)に2(21-13,21-6)0で快勝し、2回戦に進んだ。
佐藤冴香、三谷美菜津、大堀彩なども順当に勝ち星をあげて2回戦にコマを進めている。
 男子シングルスは日本選手で本戦に唯一出場した武下利一(トナミ運輸)は、デンマークのヤン・ヨルゲンセンと対戦。ヨルゲンセンのパワーに押され0−2のストレートで敗れた。
 3年ぶりの優勝を狙う世界11位の山口茜(再春館製薬所)は2−0で同34位の香港選手を下し、高校3年の仁平菜月(福島・富岡高)は2−1でタイ選手に逆転勝ちした。
 男子ダブルスの早川賢一、遠藤大由組(日本ユニシス)はデンマークのペアをストレートで退けた。
園田啓悟/嘉村健士、保木卓朗/小林優吾もそれぞれストレートで勝利し白星発進。このほか、井上拓斗/金子祐樹、佐伯祐行/垰畑亮太、期待の若手・渡辺勇大/三橋健也も白星をつかんでいる。
 女子ダブルスは松尾静香/内藤真実がドイツペアに圧勝、米元小春/田中志穂は韓国ペアをストレートで下して1回戦を突破したが、福万尚子/與猶くるみは中国ペアに敗れて初戦敗退。
 混合ダブルスは、渡辺勇大/東野有紗がリオ五輪出場のタイペアをファイナルゲームで破り2回戦に進出。金子祐樹/米元小春は1回戦での日本人対決を制し、2回戦にコマを進めた。 数野健太/栗原文音も相手の棄権により2回戦に進んだ

[9/21朝刊]高橋沙ら本戦へ
 バドミントンのヨネックス・オープン・ジャパン第1日は20日、東京体育館で予選が行われ、女子シングルスは高橋沙也加(日本ユニシス)仁平菜月(福島・富岡高)らが勝ち上がり、 21日からの本戦に進出した。
リオデジャネイロ五輪銅メダルの奥原希望(日本ユニシス)は本戦から出場。
 女子ダブルスで同五輪金メダルの高橋礼華/松友美佐紀組(日本ユニシス)は第1シードで、22日の2回戦から登場する。
 男子シングルスでは5月の国・地域別対抗戦トマス杯代表の武下利一(トナミ運輸)が2試合に勝って本戦の出場権をつかんだ。

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