(全日本総合選手権)

 【12/7 朝刊】各種目の決勝戦結果
 12月6日に全日本総合(東京・代々木第二体育館)の各種目決勝戦が行われている。結果速報は以下の通り。
【女子ダブルス】橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス)2年ぶり4回目の優勝
 橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス)2[21-12,21-13]0福万尚子/與猶くるみ(再春館製薬所)
橋礼華「試合前に松友と『勝っても負けてもスーパーシリーズファイナルに向けて、自分たちのやりたいことをやろう』と話しました。
レシーブで下らず前につめることができたと思いますし、それがコンビネーションにつながったと思います。本当にレシーブがよかった。 まずはスーパーシリーズファイナルで2連覇をして、それでリオ五輪のメダルがみえてくると思います」
松友美佐紀「昨年8強で負けたけど、また優勝ができてうれしいです。2人でよいプレーができたと思います。自分のリズムで試合運びができて、焦りもありませんでした」

【男子ダブルス】園田啓悟/嘉村健士は初優勝
 園田啓悟/嘉村健士(トナミ運輸)2[19-21,21-15,21-8]1保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)
園田「1回戦から決勝まで気持ちよく戦い抜くことができた。今回は2人で『本気で優勝をねらおう』と話していたので、優勝できてうれしいです。
(決勝の相手だった)後輩には負けたくないと思っていました。五輪レース後半戦があるので、これをきっかけによいプレーを出していければと思います」
嘉村「素直にうれしいです。思っていたより緊張もなく、リラックスしてできました。それがあって、1ゲームとられても、 2・3ゲームで開き直ってできたと思います。1ゲームは力んでいたけど、2ゲームは大きな展開でゆっくりとしたプレーに変えました。 この大会は優勝するぞ、と臨んだので、それができてよかったです。五輪レースの後半は、力を合わせて頑張りたいです」

【女子シングルス】奥原希望は4年ぶり2回目の優勝
 奥原希望(日本ユニシス)2[21-12,22-20]0佐藤冴香(ヨネックス)
奥原希望「苦しい戦いに心が折れそうになったけど、ちびっ子応援団や観客のみなさんの応援のおかげで力をもらえました。 たくさんの応援があって勝てたと思います。(2ゲーム13-18となり)ファイナルゲームに体力を温存しようか迷ったけど、ここは全力で戦おうと決めました。
決勝は1コートだけなのでやりやすい。絶対優勝するぞ、というプライドがあったので、最後まで貫き通すことができたと思います。 これからは日本のエースとして世界を戦いたいです」

【男子シングルス】桃田賢斗が初優勝
 桃田賢斗(NTT東日本)2[21-17,21-9]0佐々木翔(トナミ運輸)
桃田賢斗「総合の舞台で優勝することで日本のエースになったので、自信になります。優勝できてよかったです。1ゲーム目の前半は動きが固かったけど、 後半にだんだんよくなってきました」

【混合ダブルス】数野健太/栗原文音が初優勝
 数野健太/栗原文音(日本ユニシス)2[16-21,25-23,22-20]1早川賢一/松友美佐紀(日本ユニシス)
 数野健太「自分たちで決めたいと急いでしまって1ゲームを取られてしまった。(2ゲーム以降は)相手も疲れていたけども、 自分たちも我慢してできたと思います。五輪レースは厳しいけど、優勝を自信にして頑張りたいです」
栗原文音「1ゲームを取られたときは気持ちが引いてしまったけど、数野さんに目の前の1点に集中しようといわれ、2ゲーム以降はいいラリーができたと思います。 気持ちを前面に出して戦えました」

 【12/6 朝刊】桃田、佐々木で決勝 女子は山口敗れる
 バドミントンの全日本総合選手権は5日、東京・代々木第2体育館で各種目の準決勝が行われ、男子シングルスは初優勝を目指す桃田賢斗(NTT東日本)が、西本拳太(中大)に 2―1で逆転勝ちした。前回優勝の佐々木翔(トナミ運輸)も勝ち、決勝は昨年と同じ顔合わせとなった。
女子シングルスは前回覇者の山口茜(福井・勝山高)が佐藤冴香(ヨネックス)にストレート負け。2度目の優勝を目指す奥原希望(日本ユニシス)は今別府香里(ヨネックス)を下し、決勝に進んだ。
 男子ダブルスは4連覇を目指した早川賢一、遠藤大由組(日本ユニシス)が園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)に逆転負け。
女子ダブルスは高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)と前回優勝の福万尚子、与猶くるみ組(再春館製薬所)が決勝に進出。
   [男子シングルス]桃田賢斗(NTT東日本)2-1西本拳太(中央大)、佐々木翔(トナミ運輸)2-0古賀輝(早稲田大)
桃田vs西本
 [女子シングルス]佐藤冴香(ヨネックス)2-0山口茜(勝山高)、奥原希望(日本ユニシス)2-0今別府香里(ヨネックス)
奥原
 [男子ダブルス]園田/嘉村(トナミ運輸)2-1早川/遠藤(日本ユニシス)、保木/小林(トナミ運輸)2-1佐伯/垰畑(日本ユニシス)
園田/嘉村
 [女子ダブルス]高橋/松友(日本ユニシス)2-0松尾/内藤(NTT東/ヨネックス)、福万/与猶(再春館製薬所)2-1米元/田中(北都銀行)
 [混合ダブルス]早川/松友(日本ユニシス)2-0渡辺/東野(富岡高/日本ユニシス)、数野/奥原(日本ユニシス)2-0園田/福万(トナミ運輸/再春館製薬所)
数野/奥原

 【12/5 朝刊】山口、桃田ら4強
 バドミントンの全日本総合選手権第4日は4日、東京・代々木第二体育館で各種目の準々決勝が行われ、女子シングルスで前回優勝の山口茜(福井・勝山高)は2−0で川上紗恵奈(福島・富岡高)を下し、準決勝に進出した。
奥原希望(日本ユニシス)も4強入り。
 男子シングルスは初優勝を目指す桃田賢斗(NTT東日本)が井上拓斗(日本ユニシス)を2−0で退け、佐々木翔(トナミ運輸)も勝利した。
 ダブルスでは男子で3連覇中の早川賢一、遠藤大由組や女子の高橋礼華、松友美佐紀組(ともに日本ユニシス)、福万尚子、与猶くるみ組(再春館製薬所)が準決勝に進んだ。
 [男子シングルス]桃田賢斗(NTT東日本)2-0井上拓斗(日本ユニシス)、西本拳太(中央大)2-1坂井一将(日本ユニシス)、古賀輝(早稲田大)2-1上田拓馬(日本ユニシス)、佐々木翔(トナミ運輸)2-0武下利一(トナミ運輸)
 [女子シングルス]山口茜(勝山高)2-0川上紗恵奈(富岡高)、佐藤冴香(ヨネックス)2-0三谷美菜津(NTT東日本)、奥原希望(日本ユニシス)2-0大堀彩(NTT東日本)、今別府香里(ヨネックス)2-0橋本由衣(NTT東日本)
 [男子ダブルス]早川/遠藤(日本ユニシス)2-0渡邊/三橋(富岡高)、園田/嘉村(トナミ運輸)2-0井上/金子(日本ユニシス)、佐伯/垰畑(日本ユニシス)2-1平田/橋本(トナミ運輸)、保木/小林(トナミ運輸)2-0数野/山田(日本ユニシス)
 [女子ダブルス]高橋/松友(日本ユニシス)2-1新玉/渡邊(NTT東日本)、松尾/内藤(NTT東/ヨネックス)2-0福島/廣田(再春館製薬所)、米元/田中(北都銀行)2-0土井/櫻本(ヨネックス)、福万/与猶(再春館製薬所)2-0永原/松本(北都銀行)
 [混合ダブルス]早川/松友(日本ユニシス)2-1垰畑/篠谷(日本ユニシス)、渡辺/東野(富岡高/日本ユニシス)2-0米元/米元(宇部興産/ACT SAIKYO)、園田/福万(トナミ運輸/再春館製薬所)2-0嘉村/米元(トナミ運輸/北都銀行)、数野/奥原(日本ユニシス)2-0伊東/浦谷(金沢学院ク/北都銀行)

 【12/4 朝刊】桃田、川上らが8強
 バドミントンの全日本総合選手権第3日は3日、東京・代々木第二体育館で各種目の2回戦が行われ、シングルスの男子で初優勝を目指す桃田賢斗(NTT東日本)が2−1で 五十嵐優(中大)を下し、準々決勝に進んだ。昨年優勝の佐々木翔(トナミ運輸)も8強入りした。
 女子は川上紗恵奈(福島・富岡高)が峰歩美(再春館製薬所)を2−0で破り、準々決勝で山口茜(福井・勝山高)と対戦することになった。奥原希望(日本ユニシス)も快勝した。
 ダブルスでは女子世界ランキング1位の高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)がストレート勝ちし、昨年優勝の福万尚子、与猶くるみ組(再春館製薬所)とともに8強に進出。
 男子の渡辺勇大、三橋健也組(福島・富岡高)も勝ち進んだ。

 【12/2 18:24共同】山口や奥原ら、2回戦へ
 バドミントンの全日本総合選手権第2日は2日、東京・代々木第二体育館で各種目の1回戦が行われ、女子シングルスで 2連覇を目指す18歳の山口茜(福井・勝山高)は朝岡依純(龍谷大)を2―0で下し、奥原希望(日本ユニシス)らとともに2回戦に進んだ。
 男子シングルスで全種目を通じて史上最年少の14歳5カ月で本戦に出場した奈良岡功大(青森・浪岡中)は上田拓馬(日本ユニシス)に0―2で敗れた。
 ダブルスの女子では昨年優勝の福万尚子、与猶くるみ組(再春館製薬所)が山口、鈴木咲貴組(福井・勝山高)を2―0で下した。
男子は4連覇を狙う早川賢一、遠藤大由組(日本ユニシス)や、全国高校総体優勝の渡辺勇大、三橋健也組(福島・富岡高)が初戦を突破した。

 【12/2朝刊】松山、志田組、本戦に出場
 バドミントンの全日本総合選手権は1日、東京・代々木第二体育館で開幕して各種目の予選が行われ、 女子ダブルスで世界ジュニア選手権銅メダルの松山奈未(福岡・九州国際大附属高)、志田千陽(青森山田高))組が2試合を 勝ち抜いて2日からの本戦に進んだ。
 女子シングルスでは、全国中学校体育大会優勝の水井ひらり(福島・富岡一中)が1回戦で敗れた。
 一昨年まで男子シングルスを6連覇した田児賢一(NTT東日本)は、本戦にエントリーしていたが体調不良で棄権。
 女子ダブルスの前田美順、垣岩令佳組(再春館製薬)も垣岩のけがで出場を断念した。

 【11/28朝刊】来月1日から全日本総合バド
 バドミントンの全日本総合選手権は12月1日〜6日に東京・代々木第二体育館で行われる。
 男子シングルスでは、21歳の桃田賢斗(NTT東日本)が世界選手権で銅メダルに輝くなど充実しており、初優勝のチャンスだ。昨年最年長優勝した33歳の佐々木翔(トナミ運輸)、 成長著しい西本拳太(中大)も頂点をうかがう。
 女子世界ランキング9位の奥原希望(日本ユニシス)が優勝候補筆頭。2連覇を狙う18歳の山口茜(福井・勝山高)には9月のヨネックス・オープン・ジャパン決勝で 快勝し、5戦全勝と得意にしている。
橋本由衣、三谷美菜津(ともにNTT東日本)、ロンドン五輪代表の佐藤冴香(ヨネックス)も力はある。
 女子ダブルスは世界1位の高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)を昨年優勝の福万尚子、与猶くるみ組(再春館製薬)が負う。今月の香港オープンでは福万、与猶組が勝っている。
 男子ダブルスは国際大会で上位進出を重ねて早川賢一、遠藤大由組(日本ユニシス)が頭一つ抜けている。平田典靖、橋本博且組、スピードが武器の園田啓悟・嘉村健士(ともにトナミ運輸) が挑む構図だ。

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