★孫完虎が男子単を制す
〔5月1日(火)朝刊〕
 バドミントンのインド・オープンは29日、ニューデリーで各種目の決勝を行い、男子シングルスは 世界ランキング17位の孫完虎(韓国)が同1位のリー・チョンウェイ(マレーシア)を2−1で破る金星を挙げて優勝した。
女子ダブルスでは準決勝で藤井瑞希、垣岩令佳組(ルネサス)に勝った鄭景銀、金ハナ組(韓国)が優勝した。
★フジカキ、スエマエ決勝逃す(ニューデリー共同)
〔4月29日(日)朝刊〕
 バドミントンのロンドン五輪出場枠が決まる5月3日付世界ランキングの最後の対象大会となる スーパーシリーズ、インド・オープンは28日、ニューデリーで各種目の準決勝を行い、女子ダブルスで 2大会連続の五輪出場を確実にした末綱聡子、前田美順組(ルネサス)は昨年のヨネックス・オープン・ジャパン覇者の 包宜キン、鐘倩欣組(中国)に0-2(23-25,14-21)で敗れ、2連覇はならなかった。
 同じく五輪出場が確実な藤井瑞希、垣岩令佳組(ルネサス)は鄭景銀、金ハナ組(韓国)に 1-2(21-11,18-21,19-21)で逆転負けした。これで日本勢は全て敗退した。
 日本勢の五輪出場枠は、シングルスの男子2、女子1、ダブルスの男子1、女子2、混合1が確実となっている。
女子ダブルス準決勝で韓国ペアと対戦する藤井(右)、垣岩組

女子ダブルス準決勝で中国ペアと対戦する末綱(右)、前田組

★藤井・垣岩組4強(ニューデリー共同)
〔4月28日(土)朝刊〕
 バドミントンのロンドン五輪出場枠が決まる5月3日付世界ランキングの 最後の対象大会、インド・オープンは27日、ニューデリーで各種目の準々決勝を行い、 混合ダブルスで五輪出場を確実にした池田信太郎、潮田玲子組(日本ユニシス)は第3シードの李龍大、河貞恩組(韓国)に1−2で 逆転負けし、4強入りはならなかった。
 女子ダブルスでは五輪出場が確実な第2シードの藤井瑞希、垣岩令佳組(ルネサス)が韓国ペアに2−0で勝ち、 28日の準決勝進出を決めた。高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)は敗退した。

★イケシオ五輪確実(ニューデリー共同)
〔4月27日(金)朝刊〕
 バドミントンのロンドン五輪出場枠が決まる5月3日付世界ランキングの 最後の対象大会、インド・オープンは26日、ニューデリーで各種目の2回 戦を行い、混合ダブルスの池田信太郎、潮田玲子組(日本ユニシス)がイ ンドネシアのぺアを2-0で下して8強入りし、ともに2大会連続の五輪出場を確実にした。
女子シングルスの佐藤冴香(日体大)と男子ダブルスの佐藤翔治、川前直樹組(NTT東日本) も、五輪出場が確実になった。
混合ダブルスの日本の出場枠は一つ。池田、潮田組は世界ランクで、日本勢2番手の佐藤、松尾 静香(パナソニック)組に逆転されなくなった。女子シングルスでは後藤愛(NTT東日本)が、 男子ダブルスでは早川賢一、遠藤大由組(日本ユニシス)が敗退して出場枠を逃した。
両種目の日本の出場枠も一つで、5月3日付けの世界ランクで最上位になる佐藤や佐藤、 川前組に五輪枠が回ることになった。 日本協会は出場枠を獲得した選手を五輪代表に決める。

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 "イケシオ"が自力で五輪行きを確実にした。
男女のダブルスで世界選手権銅メダリストになった2人が、ペアを結成して約3年。 31歳の池田は「難しいことだろけで、最初は個々の能力だけでやっているようなものだった」と言うが、 連係は格段に向上。この日も動きが重なることは少なく、潮田の甘くなった返球で招いたピンチを 池田が好レシーブでカバーするなど、補い合うプレーも光った。
 北京五輪前も1年間の出場枠争いを経験したが、1力国・地域の複数出場がより制限され、 国内での争いが激しくなった。 4月に入って痛みで首が上がらなくなるなど、苦闘が続いた潮田は4年前と比べものになら ないくらい過酷だった。自分でもよく頑張ったと思います」と充実感に浸った。


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