【ヨネックス・オープンジャパン】

【9月25日】各種目決勝
[男子シングルス]

世界ランキング1位のリー・チョンウェイ(マレーシア)と世界ランキング4位のチェン・ロン(中国)が対戦。
準決勝では、リー・チョンウェイが世界ランキング3位のピーター・ハーグ・ゲード(デンマーク)を圧倒的なスピードで下し、 チェン・ロンは、世界ランキング2位のリン・ダン(中国)が左足のけがのため棄権し、不戦勝で決勝進出となった。

[女子シングルス]

世界ランキング1位のワン・イーハン(中国)と世界ランキング8位のユリアン・シェンク(ドイツ)の顔合わせ。
今年の世界選手権で優勝するなど今年すでに4回の優勝を飾っている、ワン・イーハンは長身を活かしたスマッシュやネットプレーにも 安定感がある。この大会では’08’09と優勝しており3度目の優勝を目指す。 ユリアン・シェンクは、今年の世界選手権では中国選手を破って3位。この大会でも世界ランキング2位のワン・シーシャン(中国)を破っている。 シャトルコントロールに優れ、追い込まれてもスピードのあるフットワークでカバーする。

[男子ダブルス]

世界ランキング1位で大会連覇を狙うカイ・ユン/フ・ハイファン(中国)と世界ランキング6位でスーパーシリーズ初優勝を狙う モハンマド・アーサン/ボナ・セプタノ(インドネシア)が対戦。

[女子ダブルス]

世界ランキング5位のチェン・ウェンシン/チェン・ユーチン(チャイニーズ・タイペイ)と バオ・イーシン/ツォン・チャンシン(中国)が対戦。バオ・イーシン/ツォン・チャンシンは準々決勝で松尾/内藤、準決勝で藤井/垣岩 にそれぞれマッチポイントを先取されながらも逆転勝利をし、今勢いのある攻撃的なペア。

[混合ダブルス]

共に前日の準決勝をファイナルゲームで勝利したチェン・フンリン/チェン・ウェンシン(チャイニーズ・タイペイ)と ヨアキム・フィッシャー・ニールセン/クリスティナ・ペダーセン(デンマーク)の対戦。 チェン・フンリン/チェン・ウェンシン(チャイニーズ・タイペイ)は準決勝で世界ランキング1位のツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国) を下して勢いに乗るペアだが、チェン・ウェンシンはこの日、既に女子ダブルスの決勝で77分の激闘をしており、 不安要素もありつつ試合に臨んだ。


【9月24日朝刊】スエマエは初戦敗退
バドミントン・ヨネックスオープン第4日(23日・東京体育館)――各種目の準々決勝が行われ、 女子ダブルスで世界ランク4位の藤井瑞希、垣岩令佳組(ルネサス)が、同6位の河貞恩(ハジュンユン)、 金ミン貞(キムミンジュン)組(韓国)を2―1で下し、準決勝に進出した。(ミンは日へんに文)

 松尾静香、内藤真実組(パナソニック)は中国ペアに逆転負け。
男子シングルスで世界ランキング19位の田児賢一(NTT東日本)は、同1位のリー・チョンウェイ(マレーシア)に1−2(23-21、7-21、18-21)で逆転負けを喫した。

混合ダブルスの佐藤翔治・松尾静香組(NTT東日本・パナソニック)もデンマークペアに敗れた。


【9月22日朝刊】スエマエは初戦敗退
 バドミントンのヨネックス・オープン・ジャパン第2日は21日、東京体育館で各種目の1回戦を行い、 女子ダブルスで世界ランキング2位の末綱聡子、前田美順組(ルネサス)は中国の新鋭ペアにストレート負けした。
混合ダブルスの池田信太郎、潮田玲子組(日本ユニシス)はインドのペアに0−2で敗れ、3年連続の初戦敗退。

悔しがるイケシオ組

 シングルスで女子は、広瀬栄理子(パナソニック)が今まで勝ったことのない韓国選手を相手に最終ゲームに持ち込んだが、振り切られた。 「相手に先手を取られて、自分のショットを出せなかった」と涙を浮かべた。
全国高校総体優勝の16歳、奥原希望(埼玉・大宮東高)はインドネシア選手を2−0で下した。

16歳、奥原希望

 男子は田児賢一(NTT東日本)が2回戦に進み、佐々木翔(トナミ運輸)は昨年の世界王者の陳金(中国)にストレート負け。 ことしに入り3連勝と相性のいい相手だったが「うまくいかなかった。相手はいつも通りだったが、自分の出来が悪かった 」と肩を落とした。
 男子ダブルスで佐藤翔治、川前直樹組(NTT東日本)は第2シードのデンマークのペアを2−0で破った。 平田典靖、橋本博且組(トナミ運輸)は中国ペアに敗れた。(2011.9.21 19:40共同)
△もどる